月別アーカイブ: 2019年7月

トロロアオイのこと

今日、たまたまニュースを途中からボケーっと見ていたのですが、内容を理解したところで慌てて画面の写真を撮りました。トロロアオイという植物の根が、和紙の紙漉きの際にノリの役割を果たしているのですが、生産者が風前の灯火のようです。

現状

現在の生産量が16トン前後で、しかも茨城県小美玉市のわずか5軒の農家で全体の8割以上を生産しているようです。

正直、調べるまでは全く知らないことばかりでした。しかも、2020年で一斉に廃業を考えているのだとか。重要無形文化財となっている「越前鳥の子紙」というものは、トロロアオイの使用が必須条件らしく、化学的なものでは代替できないようです。

以前、漆を掻く道具を作る職人さんが存続の危機ということを何かで聞いたことがあります。数年前、栃木で漆を採取している方を訪ねたことがありました。

その方1人で国産漆の10%近くを担っているとのことでしたが、それでも約100キロということでした。トロロアオイの場合も同様で、ものづくりを支える重要な1片が欠けることで、様々な産業が成り立たなくなる時代になりそうです。

2つの新聞の情報

検索したら、日本農業新聞の記事(2019年4月9日)と朝日新聞の記事(2019年6月9日)が出てきました。さすが、日本農業新聞の方が正しく、分かりやすく書かれていました。

興味深かった点は、日本農業新聞が『生育を悪化させるネコブセンチュウに対応する薬剤や除草剤の登録がなく』と書いてあったのに対して、朝日新聞では、『(トロロアオイは)農薬に弱く除草剤が使えないため、草取りも手作業だ。』‥()部分だけこちらで追記‥という点でした。

ちなみに、『農薬に弱く除草剤が使えない』という記述は意味が不明瞭で、除草剤に弱いということを言いたかったんだろうと思います。

農家さんなら分かると思いますが、同じような話で、かなり違う内容です。現在、農地で使用できる農薬(殺虫剤、殺菌剤、除草剤など)には使用可能な作物が決まっています。

適用外の作物(登録されていない作物)には使用できないことになっています。トロロアオイの場合、食用にする訳では無いし作物じゃないと考えれば、除草剤などを使用しても問題無いような気もするのですが、法律を調べてみる必要がありそうです。

朝日新聞に書かれていた理由(トロロアオイが農薬に弱い)で除草剤が使用できないのであれば、除草剤の濃度や処理方法を工夫することで、どうにかなるんじゃないかという気もしています。

また、根を太らせるために、葉を手で取る作業があるらしいのですが、ぶどう等に使用されている落葉を促す薬剤を使用できないだろうかと思っていました。深く多岐にわたる話なので、とても考えさせられました。

求人を準備中

ぼんやりと求人のことを考えていました。

色々なサイトがあり、ある事業者では取材費+掲載費で約30万円、またあるサイトでは掲載料が10万円で求人代筆が8万円になっていました。世の中の相場を知る上で、とても参考になります。

どんな層がどの程度見ているかということも大事で、いくらネット社会とは言え、知ってもらわないと始まらないのが悩ましいところです。

正直なところ、記事はこちらで書けるので、掲載先をどこにするかになりそうです。でも、掲載しないというやり方もあって、直接イベントなどで出会う方がいいのかもしれません。

そんな出会いが明日かもしれず、だいぶ先のことかもしれないのですが‥ちゃんと準備をしていこうと思います。そう言いつつ、思い立つとすぐに動きたくなる方なので、ぐっとこらえているところです。

体験を売る農家のプロデューサー求む!

現在、宮城県山元町で大学生のインターン受け入れを行っています。2019年8月~1か月滞在型として募集中です。交通費は全額支給、滞在費(食費は除く)も無料です。

受け入れ先

畑楽(はたらく)代表の内藤靖人さんは震災ボランティアを経て埼玉から宮城県山元町に移住し、沿岸部で農業をしています。

今年からスタッフ2名を加え、法人化、耕地面積が5.8ヘクタール(東京ドームの1.2倍)と規模を拡大中です。

テーマ

今回は、『体験を売る農園プロデューサー』の募集です。内藤さんと相談しながら体験農業を企画し、実際に開催してもらいます。

農業の魅力、大変さを知ってもらいながら、畑楽のファンを増やすとともに、山元町を訪れてもらうきっかけづくりです。最終的に、内藤さんと一緒に畑楽で働いてもらう仲間探しにつながればという意図もあります。

農業経験は不問です。農業‥特に土を相手にした農業に触れたい方、企画づくりから実施の全てに関わりたい方、これまでの学びを現場に還元したい方などなど、気軽にお問合せ下さい!

<余談ですが‥>
このプロジェクトの最初の設計・営業は、2018年に山元インターン1期(0期?)として活動した東北大学・町田君でした。

待てば海路の日和ありということで、1年越しでかたちとなりました!また、記事の写真は旅するカメラマンとして山元町を定期的に訪れている栗原大輔さん撮影です。

詳細は以下のサイトから!

https://www.project-index.jp/intern/18402