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雑草の話21(雑草を食べる)

最近は、ヒマと言うとウソになり、忙しいと言えば粉飾になるくらいの時間軸で生活をしてます。1件、書かないといけない文章があるのですが、珍しくことばが出てこないので、作家気分で近所をフラフラしていました。

収穫散歩

目的無く歩くのがもったいないので、気になっていたイタドリを収穫することにしました。誰も採らない雑草を収穫している姿を見られるのが何となく気まずく、あまり人の来なそうな川端を歩いてきました。

そうしたら、ちょっとだけ見つかりました。なぜかイタドリは川端に多く、常磐線の車窓から見えるイタドリの群生地が気になって仕方なかったのですが、山元町では、まだここという場所が見つかっていません。それと、人生初めての収穫だったので、どの状態が食べ頃なのかも全く分からず、とりあえず柔らかそうな部分を採ってきました。

途中、野球のユニホームを着た子供達の一行が颯爽と自転車で駆けていきました。彼らの目には、紙袋(中にイタドリ)を持って散歩している人間の姿がどう映ったんでしょうか。そんなことを想いながら初夏の青空を堪能し、足元の雑草を観察しながら戻ってきました。

イタドリの調理

その後、イタドリの皮を剥き、お湯で色が変わるまでさっと煮て、水に浸してアクを抜いていきます。まだ雑草感は残っているのですが、アクが抜けたら調理となります。

そんなこんなで、ようやく食材になりました!早速、豚肉と炒めて麺つゆで甘辛に味付けしてみました。さっと茹でたので、シャキシャキ感がちゃんと残っていました。そして、酸味も抜けていました。

肝心の味は、粗にして野だが卑ではない(粗暴でも卑しくない)レベルかと思っていたら、普通に美味しかったです。調理前はちょっと青臭くて、まさに祖にして野という感じだったのですが、下処理をすることで卑ではなくなりました。今は、茎がまだ柔らかいので、食べるならば今のうちかと思います。

すぐに食べられるお惣菜と異なり、食材を探すことで、人の奥底にある狩猟本能のようなものがふつふつと湧いてきます。そして、食べもののありがたさを改めて感じます。下処理は面白いけど、結構大変でした。こういう実験を学校でやってみると、いい勉強になるかもしれません。

植物図鑑

ともかく、これで有川浩「植物図鑑」に書いてあった内容を実践することができました。高知県民がイタドリをこよなく愛すると書いてあって、ずっと気になっていました。

銀座にある高知県のアンテナショップでも、かつおのたたきと一緒に食べることができます。ちなみに、「植物図鑑」は図鑑じゃなくて雑草を食べる恋愛小説です。面白いのでオススメです!

コケ

ようやく、コケを見つけてきました!3種ほど見つかりました。

コケの分類は不慣れなため、コケの本を熟読中です。コケの家(瓶)も用意したので、土地の造成と分譲を行っていきます。

これからどんな感じに成長していくのか、観察する楽しみが増えました。