月別アーカイブ: 2015年6月

ある社長さんの話

いくつかの文章の中で読書を勧めているのですが、それと同じくらい大切なことに見習いたい人や憧れの人を何人か持つことも凄く大事なことになります。本と違って改まって読まなくても、その人の行動を追いかけていれば良いので、読書より簡単です。

そんな身近な人にある会社の社長さんがいます。その人は、学生の頃から結構、破天荒というか独特な視点を持っていました。例えば‥焚き火のガソリンを注いで近くにあった庭の木に延焼したとか、近所の惣菜店(と言っても冷凍のコロッケなどを揚げる程度)にソースをキープしていたりなどが今でも思い出されます。※この記事を読んでいるかもしれないけど‥匿名なので許して!

ソース

ソースをキープするという発想は中々シャレていて、凄く面白いアイデアだなと思います。それ以外にも独特なイラストを描いたり、海外旅行からボーガンを持ち込んで帰国したりなどなどそんなこともありました。よく税関で捕まらなかったと思うのですが、そういうのも一つの才能なのかもしれません。

極めつけは、一緒に行ったパチンコでしょうか。あれは、もうとんでもなかったというか、鮮烈に覚えています。当時は今よりもギャンブル性が非常に強くて、2つの関門を通り抜ければ4万円分出るという台がありました。確か一発台とかミサイルとか呼んでいたと思います。一部の方にしか分からないかもしれませんが、「カイジ」に出てくるパチンコ沼をシンプルにしたような台でした。

ギャンブル

そんな台に二人で隣り合わせで座りました。彼は、1万円札を1000円に両替しては無造作に手元に置き、更に後ろの台にまで1000円札を補充していました。お金がまるで紙きれのように見えました。こちらは、恐る恐るという感じで台を眺めていたのですが、第1関門も中々越えられず、ようやく越えてさあ当たるかと思ったらハズレの穴に入ってしまうという展開でした。

彼の方は、何度か当てたと思います。横で、どんどんドル箱が積まれていました。今ならば問題でしょうが、台を揺する、叩くなんてことも普通にやっていました。2人も若さ満載で熱中していた訳です。結局、こちらは1度も当たらず、彼から誘ったからということで1万円をおわびにもらいました。今でこそ普通に書けますが、当時はお先真っ暗というか非常にショックでした。要するに、負けに慣れていなかったんですね。でも、非常に良い経験でした。

あまりまじめ過ぎる人は、ちょっとしたトラブルがあると動揺してしまい、何も出来なくなることがあります。わざわざギャンブルをやる必要は無いのですが、社会の様々な面を実際に体験しておくことは非常に大切だと思います。これは、当然、大学の講義やゲーム、インターネットでは学べないことです。

自分と異なる考え方、行動を取る人とたまに一緒に過ごしてみると今まで見ていた景色がガラッと変わることがあります。ちなみに、その彼は今や立派な経営者として大活躍しています。大半の人は、そんな姿を知らない訳ですが、彼の行動力の源にはそんな過去のぶっ飛んだ経験が生きているように思えます。


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さつまいも株の配当予測

株と言っても‥サイトで販売中のさつまいも株式の方の話です。今年は(も?)、異常気象のようでさつまいも株を育てている宮城県山元町もようやく6月26日に梅雨入りとなりました。例年よりも2週間程度遅いそうです。

さつまいも株券(3株券)

梅雨に入ったからと言って雨が降る保証は無いのですが、予報によれば27、28日と雨になりそうです。作物を育てる上では、どうしても太陽の光と雨水が欠かせません。最近は天気の影響を受けにくい水耕栽培や植物工場も盛んですが、畑での栽培はどうしても自然の影響を受けます。それが数百年前と変わらない農業の宿命かもしれません。

そんなこともあって、最後は株の生命力に期待するしか無かったりします。人の手ではどうしようも無い部分もまた農業であって、そういう所から宗教とか儀式が派生しているのかもしれません。とは言え、やれるべきことはやる必要があります。

今、山元町で栽培しているさつまいも株の苗は鹿児島県の指宿市(いぶすきし)から取り寄せたものです。実際に、育てている温室を今年の1月に見学してきました。さつまいもに限った話ではありませんが、苗の出来が収穫に大きく影響してきます。良い苗を使ってこそ良い収穫が得られます。

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その点では、かなり上質な苗であると自信を持っています。つまり、優良株というやつです。現在、べにはるかという品種を栽培しているのですが、鹿児島の農家さんの話によると、品質の悪い苗だと良くない形質(甘くない等)が出てきてしまうようです。

ともかく、秋の配当(収獲)は景気次第(天気次第)という状況になっています。昨年の栽培で、十分育つことが確認されているので、今年も同等の成績は残せるのではないかと考えています。現在も、さつまいも株主を募集中なので、株主気分を味わいたい方はお問い合わせ下さい。証券の方の株式よりは心穏やかに過ごせると思いますし、雨が嬉しくなるという効果もあります。先日は、プレゼント用に特別仕様の株券を送らせて頂きました(3株以上であれば対応可能です)。

ちなみに、山元町でのさつまいも栽培は今年で2年目になります。山元町は元々りんごといちごが有名なのですが、もっと手軽に、手間がかからず、さらに美味しい農作物が出来ないかと考えて、たどりついたのが「さつまいも」でした。過去にはダイズを栽培して全滅したりと、色々な失敗と経験を経て今年があります。その辺のいきさつは、こちらを読んで頂けたらと思います。津波の浸水した畑で模索した日のことを書いてあります。


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大学生活の悩みについて

最近は定員割れの大学が増えているようで、大学の中身を選ばなければだいぶ入りやすくなっているようです。とは言え、大学に入ったら入ったで色々な悩みが出てきます。自分自身、振り返ってみればそれなりに悩んだこともありました。

自分の場合は、短大からのスタートでした。そんな訳で、4年制大学に移籍したいと常々思っていて、在学しながら再受験ということも考えていました。ただ、実際に大学生活を始めてみると当初の思い通りにはいかず、編入という手段に切り替えました。編入とは短大とか高専から試験を経て大学3年生(2年生から始まる学校もある)から始められる制度です。

今はインターネットでかなりの情報が集められるので、「編入」というキーワードさえ入れれば大体のことが分かります。当時は、わざわざ本を買ってきての対策でした。自分の過去を思い返せば、茨城大、農大、宇都宮大と落ちて新潟大学に受かりました。前日に勉強していた項目が大当たりという展開でしたが、編入試験を経験して勘が磨かれたせいかもしれません。ま、結果が出れば良い訳です。

そんな訳で、入学試験の後、さらに2年でまた編入試験を受けたので落ち着かない日々でした。ともかく、センター試験を経ないで国立大学に入るという経験をしました。もちろん、合法的にです。それ以外の悩みで多いのは人間関係でしょうか?自分の場合はそれほど深刻な場面は無かったのですが、早い場合、5月を境に講義に出なくなる人が出てきます。

教室

私立大学は学生数が多いので関係性が希薄でもどうにかなるのですが、国公立大学は定員が少ないので1学科あたりの同級生は40人程度だったりします。そうなると、大体は顔見知りになるので良くも悪くも距離が近くなります。それが良い方に進めば良いのですが、何となく重荷に感じる学生もいるようです。ただ、そこで出席をしなくなると、更に気まずくなります。そういう人はサークルなり、趣味なり何らかの逃げ道を作っておくというのも良いかもしれません。

後になれば分かることですが、大学で学んだことの大半は後の人生で役に立たないことがほとんどです。一方で、社会では大卒という肩書はそれなりの評価で捉えられています。肩書きが全てとは言いませんが、やはり卒業しておいて損はありません。その程度の認識で、大学生活を気楽に過ごせば良いと思います。それ以上に、自由に使える時間に何をするかが大切だと思います。

メール

本を読む、人と会う、趣味に没頭する‥そんなことに時間を割いてみるのはどうでしょうか?中々出来ないと思う人もいると思いますが、今はインターネットという便利な手段があるので人とも出会いやすくなっています。ダメで元々という感じで、1通のメールを出してみて下さい。普通の社会人であれば、営業と勘違いされることもありますが、大学生であれば会える可能性は高まります(これが大学生の特権です)。人と会うのは凄く緊張するし、疲れることもありますが、それ以上に講義の何倍もの知識と経験を得ることができます!

悩みというのは誰でも抱えているものであって、自分だけでは無いと思うだけでもだいぶ気が楽になると思います。


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雑草の話1(雑草とは何か?)

雑草を15年近く研究してきたと自己紹介をしていたにも関わらず、雑草についてあまり触れていなかったので、改めて書いてみます。

雑草とは?

「雑」の付く言葉を挙げてみると雑菌、雑巾、雑誌、雑貨、雑踏、雑種、雑用‥と結構ある。この雑と言う字には、色々なものが混ざっているという意味があるらしく、総称のようです。

よく、雑草というと「雑草という草は無い」と言う人がいます。確かにその通りなのだけど、そういう話からは話題が広がりにくくて困ることがあります。昭和天皇が言ったらしいのですが、興味のある方はネットで調べてみて下さい。

雑草との関わり

さて、その雑草を15年で200種類以上育ててきた訳ですが、この数だったら日本でも10位以内には入れるのではないかと勝手に思っています。

そもそも日本に雑草を育てている人はどの程度いるのかという話になると、除草剤の研究をしている企業と国の農業関係の機関、後は雑草好きの趣味人くらいかと思います。

例えば、国勢調査に「1年以内に1種類以上の雑草を種子から育てた人」という項目があったら分かるのですが、そんな質問は放送作家でも思い付かないので、コントにも出てこないかと思います。

105-0549_IMG雑草を育てたところで、ランや山野草よりも地味な訳で、よっぽどの人でないと見向きもしません。一般的には、雑草=そこら辺に生えているものという程度の認識ではないでしょうか?

DSCN2638雑草の実態

雑草は適当に生えている訳ではありません。雑草魂というように、どんな環境にも耐えられるようなイメージがありますが、雑草は環境によって大きく変化します。実際に育ててみると病気になったり、すぐに枯れてしまったりと結構、繊細だったりします。

だから、雑草のようにたくましいという表現は誤りで、雑草のように繊細という方が正しいと思います。もちろん、環境が合えば雑草は凄い勢いで増加・成長していきます。

雑草と土壌の関係

そんな雑草を見れば、ある程度、土の環境が分かってきます。東日本大震災の後、福島と宮城の県境を歩いたことがありました。その時、雑草の種類が従来と大きく変化しておりヌビエというイネ科の雑草が大量に発生していました。

ちょうど、津波によって水はけが悪くなり、塩が多く含まれる土壌に合っていたという訳です。後は、水の多い場所には水を好む雑草が、乾燥をしている土には乾燥に強い雑草が生えます。

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だから、慣れてくると雑草の種類から土壌の状態が見えてきます。農業雑誌の記事で読んだことですが、熱心な農家さんになると、発生した雑草の種類から作物にとっても良い畑になっているか、悪い畑かということを見分けているそうです。

それだけ、雑草は環境によって成長が制限されており、雑草の種類や生育状況から周辺の環境が分かることもあります。雑草の生育する何気ない風景の中には意味があります。

雑草の話は、一気には書ききれないのでこれから少しずつ更新していきたいと思います。


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ネットビジネスの正体

このサイトを構築する際に、どうすれば多くの人に読んでもらえるかということを調べました。どうしても、記事を見てもらわないと始まらないので、ついつい楽をしようと考えてしまいました。それで出会ったのが、「私はメール1通で50万円を売り上げた」的なサイトでした。今思えば、実にうさんくさく‥通帳の数字まで掲載されていたような記憶があります。

それで、その手法を無料で教えますと書いてありました。この無料というのがくせもので、大体、お金になる話が無料な訳はありません。でも、人間は弱いもので、無料ならば損もしないから良いかと思ってしまいます。それで、フリーのパソコンアドレスを入力してみました。この時点で、この業者?個人?はメールアドレスを1つ集められたことになります。

そうすると、早速メールが届きました。詳しい内容を公表すると著作権にひっかるとか書いてあって、そういう予防線というか塀の向こうに落ちないような仕掛けがしてありました。その辺の実効力は不明なのだけど、とりあえず無料だから内容を公開しても仕方無いと思う人が多いかもしれません。大雑把に中身を書くと、最初に何通かのメールを出し、問い合わせをしてくる人を絞っておき、その人達向けに売り込めば高確率で売れるという内容でした。

無料であれば、こんな程度かなと思える内容だった。先方も、これは一つのきっかけで、これから先で儲けるらしく、定期的にメールが来るようになりました。ただ、迷惑メールに分類されているのでそれほど気にもとめていませんでしたが、この記事を書くにあたり読み直してみました。

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すると、ネットビジネスの醍醐味はオークションの活用→情報発信→コンテンツの販売と書いてありました。情報発信というのは、検索で訪れる人の受け皿になるホームページ作成、コンテンツ販売というのは、「無料」で集めたメールアドレスを使ってどうすれば儲かるかというマニュアルを売るということでしょうか。

さすがに、そこまで露骨なことは書いていませんが、こういうのは昔からねずみ講とかマルチ商法という詐欺の常套手段だったりします。今はインターネットで、より簡単に、投資も少なくて騙せるのかもしれません。それと、堂々と株式会社を名乗っていたりフェイスブックで写真まで出していたりするので、そういう面で信じる人も多いのかもしれません。

業者からのメールを読んでみるとやはり「無料」の文字が目につきます。同時に「期限付き」で焦らせています。数百万稼げると書いたかと思えば、副業的に簡単に20万、30万円稼げると急に現実的なことも書いています。文章に強弱を付けることで、信じてしまう人が増えるのかもしれません。

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まとめると‥数万円の情報が無料で、しかも期間限定だからすぐアクセスして欲しいと誘導する形になっています。ここで、だいぶ前に書いた「私はメール1通で50万円を売り上げた」という宣伝文句が思い出されます。ここで誘導された人は結局、お金を儲けようとして、業者に50万円を払うお客になっています。溺れる者は藁をも掴むといいますが、その藁を差し出すことで大儲けしている人の存在は頭の片隅に置いておいた方が良いと思います。人は、案外のめり込みやすい生き物なので注意が必要です。


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スマートフォン依存について

先日、目薬をもらうために眼科に行ってきました。その待合室で、何気なく周囲を見ていたらひたすらスマートフォンをいじっている人の多さにびっくりしました。30人くらいの中で7人もいました。これでは目も悪くなるし、よりによって眼科の待合室で携帯をいじるというのはどうなんだろうかと勝手に心配になりました。

一方で、小さな子がぬり絵をしていたり、宿題をやっていたけど読書や新聞を読んでいた人は3人くらいでした。こちらも、本を1冊持ち込んで待っていたのですが、最近は新聞を読む人すら減っているようです。たまに電車に乗ると、10人の乗客がいたら8人くらいはスマートフォンを見ている印象があります。新聞・雑誌を読んでいる人を見かけると安心するというか、マンガを読んでいる人もあまり見かけません。

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スマートフォンで新聞もマンガも読めるし、ゲームも出来るから紙媒体もゲーム機も不要なのかもしれませんが‥便利さには必ず裏返しのことが起きます。まず、漢字が書けなくなります(これは、パソコンを使用している自分にも該当します)。それから、使える単語が不足するので表現力や文章力が落ちます。これは、かなり致命的なことで、報告書やメールの文章さえ書けなくなってしまいます。

簡単なやり取りならば何の問題が無くても、少し改まったメールになると途端に書けなくなります。以前、ある学生が企業に商品についての問い合わせをメールで行うことになり、横で見ていたら5分経っても、10分経っても進まずに30分くらいかかってようやく数行のメールを書いていました。就職してからの練習と思って黙っていたのですが、かなりもどかしかったです。もちろん、この学生も会話とか簡単なメールのやり取りならば問題無く出来ます。

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こうして考えると、スマートフォンは便利な機械なのですが、それを使用している人間はどんどん退化しているように思えます。便利な存在と言うと、地方ではすぐ近くのお店に行くのにも乗用車を使うことが多いのですが、歩く機会が減るために足腰が弱くなります。皮肉な話ですが、地方よりも空気が悪いと言われる都会の方が、電車の乗り換えや階段の上り下りによって、歩く機会が多く健康増進に役立っていたりします。

それと、スマートフォンはクイズの回答用には最高かもしれませんが、自分の頭で思い出したり考えたりする機能は鈍くなってしまいます。以前、ネットの情報をそのままコピーして貼り付けたような学生のレポートを読んだことがあります。コピー先の文章が間違っている可能性もあるのですが、ネットの情報は全て正しいと思っていたるのかもしれません。ある学生は正直と言えば正直なのですが‥文章の引用先にwikipediaと書いてありました。ある程度選抜されているはずの、国公立大学の学生ですらこのような状況になっています。

たまには、数時間だけでもスマートフォンの電源を消して過ごしてみるのはどうでしょうか?


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ひょうたんを育てた話

数年前まで、毎年のようにひょうたんを育てていました。特に理由は無くて、単なる遊びとしてひょうたんの種子を買ってきては苗を作り、畑に移植していました。しかも、大学の中で。それが、大学の良いところかなと思うのですが‥最近は、せちがらいというか、短期間で成果を出さないと予算を削られたりとか、目先だけの研究が増加しています。

卒論などでも、研究室によっては最初から答えの出る研究テーマを与えたりします。確かに、物事を整理してまとめ上げる練習と思えば、そういうのも良いのかもしれません。ただ、答えの分かっていることを今更調べて面白いのかなと思う訳です。そんな訳で、結果が出るかでないかも分からない(恐らく出るだろうというレベル)テーマの方が良いだろうと思うのですが、最近の学生さんはそれは不安に思うようです。答えの出ない分野なんかいくらでもあるのに、クイズのような暗記型の勉強に慣れてしまったせいかもしれません。

‥話がそれてしまいましたが、ひょうたんを育てるということは、しっかりと結果が出ます。そういう意味では最近の学生さん向けかもしれません。ちゃんと育てあげれば、それなりに収穫ができるし、ちゃんと管理しなければ全滅してしまう訳です。

2014/ 9/18 10:55

ひょうたんを育てていると、毎年、同じ虫がつきます。だから、今年はそろそろ殺虫剤を散布しようかとか考えながら成長を観察することになります。一度、植物を育ててみると分かることですが、農業は雑草と害虫との闘いになります。これを共存ということで無農薬で通す人もいるでしょうが、そこはそれぞれの考え方かなと思います。ただ、目の前のひょうたんが枯れてしまうのは嫌なので、自分は殺虫剤も化学肥料も普通に使ってきました。それでも、当然ながらちゃんと育ちます。

ひょうたんに限らず、こういう栽培の経験をしておくと農産物を見たときにいろいろと考えるきっかけになります。スーパーに並んだ野菜を見ただけでは、生産の大変さとか、農家さんのこだわりは分かりません。同時に、無農薬とか無化学肥料にどの程度の意味があるのかも分かってきます。また、大半の作物は1年に1回しか育てられません。だから、農家の大ベテランであっても10歳から栽培を始めたとして90歳までで80回しか栽培できなません。

さて、ひょうたんは収穫後の楽しみがあります。それは、形がちゃんと残るということ。例えば、千利休が花入れとして使用したひょうたんは今でもちゃんと残っています。普通の農作物は食べてしまうので形が残らないので、それがひょうたんの良いところだと思います。インターネットで調べると、結構、ひょうたん愛好家の方が存在します。

2014/ 6/13 22:59  2015/ 2/27 20:06

2015/ 1/20 13:37  2015/ 3/19 20:53

上の写真のように、絵の具で顔を描いたり、黄色いスプレーを塗って幸せの黄色いひょうたんを作ったり、さらには研究室の入口に飾ったりもしました(文字は雑草と読む)。こういう遊びは決してムダではなくて、後々まで生きてきます。あまり真面目に生きるよりも、この程度のゆとりは持っておきたいものです。


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誰でもできる震災支援

誰にでも出来る東日本大震災の被災地と簡単に関わる方法を紹介したいと思います。もちろん、大地震のあったネパールに対しても同様に関われる方法だと思います。その方法とは、自分の気に入った食品や工芸品を周囲に勧めてみるというだけです。ボランティア活動であったり、募金を集めるなど関わり方は色々あって良いと思いますが、自分はお金の流れを作ることが一番大事だと考えています。

そんなこともあって、ここのサイトでも紹介している宮城県山元町の菅野さんが作る万能だれを宇都宮の飲食店で販売してもらっています。さらに、定食にも使ってもらい、定番メニューとして多くの人に食べてもらっています。定食の名前は「京子の万能だれ炒め」といいます。大体は、名前の面白さから入るのだけど、次からは味で再注文をしてもらっています。お店の人の話だと、毎回万能だれ炒めを注文するお客さんもいるとのことです。

2015/ 4/27 13:41   2015/ 4/27 14:31

美味しければそれで良いのだと思います。それが、結果的に東北へのお金の流れを作っているのならば無理がなく続きます。もちろん、食べることを通して宮城県山元町のこと、万能だれを作る菅野さんのことを思ってくれれば尚良いのだけど、それを無理に強いる必要はないと考えています。やはり、自然体が一番です。後は、何をするにしても継続することだと思います。

期間限定で一気に売れてブームになり、その後忘れられてしまうことよりも、安定して出続ける形を作りたいと思っています。あとは、そういう商品を取り扱うお店が10軒もできれば、相当な関わり方になります。仮に100軒から依頼が来ても生産が追い付かないので、何度も言うように誰もが無理のない形を作れたら最高だと思います。まさに、水が高いところから低いところに流れるようにすることです。

支援と書くと何か大それたことをしなければいけないようなイメージを持つと思います。でも、そんなに構える必要は全く無く、自分で動ける範囲で出来ることがあるということを知って欲しくて書いてみました。後は、行動するかどうかだと思います。色々なセミナーや勉強会、講演会で学んだだけで満足していては何も変わらりません。繰り返しになりますが、実際に動いて初めて世の中が動きます。

自分で行動してみて、初めて見えることがあります。当然、理屈や理論が現実と合わない場面も多いのですが、そこを乗り越えてこそ意味があると思います。自分も被災地でのダイズ栽培(2013年)で大失敗をしました。でも、栽培試験をしたおかげで、畑では塩分の影響がほとんど無くなっていたと堂々と言えるようになりました。実体験に即した言葉は強いと思います。

大学とか研究に長く関わっていると、どうしても理屈っぽくなります。それは学会などの限られた世界では通用するのかもしれませんが、実際の現場に反映させられなければ意味がありません。ぜひ、自分が気になっている分野、関わっている分野でも行動を起こして欲しいと思います。世の中、自分の考えを伝えていけば興味を抱いてくれる人は必ず現れると思っています。


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農家さん巡りをしている理由

自己紹介の欄にも書きましたが、今、各地の農家さんを訪ね歩いています。本当は、月の半分くらい訪ねたいところですが、月に1度程度のペースとなっています。それには、次の理由があります。

東日本大震災

2011年の東日本大震災で実家が被災し、多くの人と物を喪いました。そして、あれから5年が経過する今でも復興はまだまだ途上であり、農家さんの出口を作ることで少しでも復興に関わりたいと考えました

その手段として、移動販売車を作り、農家さん達の作った農作物を使った料理を提供したいと考えていました。特に、出身地である宮城県山元町の食材、東北の農産物を使いたいという想いを抱いていました。

ところが、移動販売車で取り扱える商品の制約が保健所の許可の関係上、当初の見込みよりもかなり厳しく、予定を変更せざるを得なくなりました。

こちらの不勉強と、詰めが甘いという点に尽きるのですが、個人事業主としてインターネットを使って販売するという手段にたどり着きました。いずれは、飲食店の方々にも食材を紹介したいと考えているところです。

農家さんとの出会い

‥と、そのような背景があって農家さん巡りをしています。それと、自分自身が農学部出身でありながら生産の現場はそれほど詳しい訳でもなかったので、実際に農家さんから生産のことや販売などの現状を聞きたいという思いがありました。

当たり前の話ですが、本では学べないことの連続で訪れるたびに色々な発見もありました。さらに、農家さんの話しを聞くのが面白く、そして農産物の美味しさに魅了されました。

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農産物の販売

一方で、販売先に苦労する農家さんの姿も目の当たりにしました。大きい農家さんであれば農協に出荷すれば全て引き取ってもらえます(ただし、値段は相場で変動するし手数料も引かれます)。

小さい農家さんの場合は直売所くらいしかありません。直売所は確かに便利な存在ですが、生産をしながら直売所への配送と売れ残った際の引き取りは結構な負担になっています。

既に試みられているのかもしれませんが、農家さんから農作物を引き受けに行くような直売所があったら良いのにと思ったりもしました。

さつまいも株券

とにかく、お手伝いできる部分から始めようと考えて「さつまいも株券」などの販売を試みているところです。大型のネットショッピングサイトと比べたら見劣りがするのは承知の上ですが、取り扱っている物の良さには自信を持っています。

同時に、生産している農家さんやその土地のことを知って欲しいと思っています。

さつまいも株券(3株券)ちなみに、ショッピングサイトを利用すると1年で数十万かかってしまい、その分は商品に転嫁することになってしまいます。そんな訳で、手作りでこのサイトを構築しています。

最近は健康食品がブームですが、やはり美味しい素材を食事の形で摂るのが一番だと思います。そんなことを考えつつ農家さん巡りを続けています。


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歴史から考える

最近、携帯ゲームのCMに信長と光秀(ちゃんとパソコンで一発変換できるあたりが有名人であることの証明かもしれない)が出ていたけど、どの程度の人が分かるのでしょうか?ただのちょんまげ姿の二人がゲームをしている‥としか見ていない人も多いかもしれません。

結局、基礎的な知識が無いと皮肉もパロディも通じません。例えば、時事ネタの多い爆笑問題のネタはニュースやワイドショーを見ていないと何が何だか分からない時があります。だから、本として出版された時は1つ1つ解説が掲載されています。

そこで、歴史の話が出てきます。歴史を知っていても社会の試験に役立つ程度と思うかもしれませんが、歴史を知らなくても今を生きることに不便は感じないかもしれません。何か調べる時はインターネット検索をしてしまえば、どうにでもなります。

人は頑張っても100年くらいしか生きられません。その中で技術は飛躍的に進歩(退化?)していますが、人間の考え方や物の見方は大して変わっていません。だから古典と言うような本が今でもビジネス書などに活用されています。今を、これからをどう生きるかという時に歴史を学ぶことは大きな意味を持ってきます。特に、失敗例は学ぶところが多いと思います。ただ、歴史を今の時代の基準見てしまうと、誤った評価をしてしまうことがあるので、当時の時代背景を頭に入れておく必要があります。

ただ、歴史の評価ほどいい加減なものはなくて、当時良いと思っていたことが後世で悪い評価をされたりその逆もあります。結局は人間の考えることなので、そういうものだと思っておいた方が良いかもしれません。過去をさかのぼってみると、大体、世の中は周期的に変動していることに気が付きます。ブームが起きては沈静化し、また時間が過ぎてからブームとして再燃します。今がどの波なのかを考えるときに、歴史は便利なものさしになります。

細々した話はこの程度にしておいて‥信長、秀吉、家康の3人の苦労具合を考えたことがあります。自分がこの3人の立場だったら、1番辛いのは秀吉だろうと思います。秀吉の周辺には弟の秀長がいる程度で、残りの親類は出来が悪く、農民からのたたき上げだから秀吉を命がけで支えるような武将団はほとんどいませんでした。そんな中で、天下を獲った苦労は並大抵のことではなかったと思います。大河ドラマで官兵衛が秀吉を支えているような描き方をしていましたが、秀吉はそこまで官兵衛に依存はせずに(依存する必要もなかったはず)独力で道を開いていたと思います。また、官兵衛も黒田家を最優先していたと思います。

一方の信長は、当時の血筋からすれば上等とは言えなくても領主の息子であり、老臣の存在は厄介だったかもしれませんが、自分の親衛隊を育てることはできました。家康も人質になったりと苦労の連続でしたが、何代にもわたる家臣団との結束は大きかったと思います。主君のために命を捧げるだけの家臣の数は、秀吉よりも多かったということに尽きます。‥と、たまにこんなことを考えたりしています。


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学位論文(博士号)のサポート中

論文いろいろ

論文と言っても色々なものがあります。大学生が書く卒業論文、修士課程の学生が書く修士論文、そして博士課程の学生が書くのが学位論文というものです。その他に、投稿論文というものがあり、こちらは色々な学会が発行している学会誌に掲載された論文のことです。

さて、学位論文の話です。こちらは、最終的に製本して大学院に提出することになります。製本は自費なので1冊5000円くらいの出費になります。さらに、国会図書館にまで収蔵されてインターネットで論文の表題や学位取得の時期や大学名などが検索できるようになっています。

学位論文

学位(博士号)の取得には学位論文の提出が必須になっています。同時に、先ほど書いた投稿論文も出さなければいけません。これは所属する大学によって異なっていて1報でも良いところがあったり、3報必要であったりします。でも、当然のことながら修了条件さえ満たしていれば、同じ博士号となります。

それから、最近は農学博士や理学博士という記述ではなく博士(農学)や博士(理学)と表記するようになっています。ただ、昔に学位を取得した方は農学博士や理学博士などと表記される場合もあります。wikipediaを読んでみると、1991年に法律が変わったようです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、現在、ある方の学位論文作成のサポートをやっています。どんな内容かと言うと、まだ研究のスタート前なので研究計画書の作成をお手伝いしています。

こういう作業は、1度経験すれば多少分野が異なっていてもどうにかなるので、これまでの経験を話したり、コツのようなものを伝えたりしています。何よりも、研究とはこういう感じというイメージを抱ければ、後はそれ程難しいことはありません。

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研究に限らず、未知の分野に関わる場合、何が常識で、何を基準にすれば良いか、どんな本を読めば良いかなどが全く分からないことが良くあります。インターネットには様々な情報が掲載されていますが、何という言葉で検索をかけたら良いのかも分からなければ、必要な情報を得ることができません。こういう時は、経験者に聞くのが1番の近道です。

次に何をすれば良いか、今、何が分かっていて、何が分からないかということが明確になれば、自分の位置が見えてきます。同時に、どう進んだら良いかも分かってきます。

それから先は、ひたすら本や資料を読んだり実験を繰り返すことになります。そして、文字にまとめ上げることも非常に大事になってきます。案外、文章を書くという段階で手が止まってしまったりもします。

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論文作りの基礎

文章能力を強化する手段は、読書が1番良いと思います。後は、とにかく文章を書き、印刷して(パソコンの画面で読むと見落としが多数出るので紙に印刷することをお勧めします)、直すという作業を繰り返すことも大切です。

同時に、自分での修正には限界があるので指導教官とのやり取りを通して勉強を続けることになります。最初はかなり大変ですが、地道に続けていくうちに慣れてきます。後は継続あるのみです!

現在、個別に論文作成のアドバイスも受け付けています。気軽にお問合せ下さい。

(2016年9月9日:体裁を修正、文章を追加)


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イラストの製作を受け付けています(2)

現在、イラストの制作依頼を受け付けています(制作者を紹介します)。イラストは写真のような作風で、手書きでの作成になります。フリー画像や、パソコンを使用したイラストとはまた違った雰囲気を出せるかと思います。パンフレットや挿絵、報告書などへの活用はどうでしょうか。

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さつまいも株情報(2015年6月15日版)

大変遅くなりましたが、今年のさつまいも株の状況をお伝えします。さつまいもを栽培中の宮城県山元町に行ってきました。

当日(6月15日)は、日差しが強かったものの顔に当たるのは潮風でした。本来は海から畑の間には防潮林や建物などがありましたが、2011年の東日本大震災により、防潮林はほとんど無くなり、建物も流出しました。 その結果、現在栽培中の畑からはまっ平らな土地が見えています。

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(さつまいも株を栽培している畑。写真の右側が海で、すぐ横で常磐線の鉄道を建設中)

それから、さつまいもの株の成長ですが、当初の見込みよりも業績が悪化しています。現地ではここ最近雨らしい雨が無く景気が低迷していることが原因です。残念ながら株の一部が上場廃止(枯れた)となってしまいました。

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(左・成長中のさつまいも株,右・上場廃止となったさつまいも株)

写真のような様子になっており、景気の回復を待つ(雨を待つ)しかないという状態です。気象庁による景気予測(天気予報)によれば、6月19日に少しばかり景気が回復する(雨が降る)見込みなので、そこからの業績拡大に期待しているところです。

さらに、景気対策として鹿児島から新たなさつまいもを200株取り寄せました!現在、畑に到着済みなので、株主の皆様にはこれからの急成長にご期待を頂ければと思います。

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頭の良さについて

頭の良い人と聞いたとき、どのような人の顔を浮かべるでしょうか?ノーベル賞の受賞者、大学の先生、棋士‥など様々な人が出てくると思います。でも、頭の良さ=勉強ができるということにはなりません。確かに、勉強が出来れば東大だろうが京大にも入れるし、医師にも弁護士にもなれる訳ですが、ここで言う頭の良さというのは、臨機応変に対応できる頭を持っているという意味です。

どうしてこういう話を書いたかというと、偏差値の高い大学の学会発表や論文が、必ずしも良い質であるとは限らないということを見ていたためです。研究の分野であれば、着眼点とか、地道なデータの積み重ねなど必ずしも勉強ができる必要は無い訳です。むしろ、虫や魚が大好きで趣味の一環として研究をしている方の方が遥かに本質を捉えていたりします。

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だから、大学の成績(勉強)でそれほど悩む必要は全く無い訳です。自分の大学生活を振り返ってみれば、ろくな成績ではありませんでした。例えば、追試で電話が来たりとか2度、3度とレポートを提出させられた経験があります。高校の時は赤点対象者として、1日に何を勉強してどのような時間の使い方をしたかということを紙に書いて提出させられたこともあります。

そんな人間でも、学位(博士号)を取得できた訳で、勉強(主に暗記)で一喜一憂する必要は無いと考えています。ただ、それだから勉強をしなくても良いという理由にはなりません。やっぱり、文章を書くために本をたくさん読んで、人と会話して自分の頭の中身を整理するということは必要です。それと、暗記できていない部分は、本のどこを見れば載っているかとか、どういう単語で検索すれば見つかるかということさえ理解しておけばインターネットで補うことが出来ます。

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それから、優先順位を付ける習慣とか、常に疑問を抱きながら自問自答するとか、自分なりの評価基準を作る(ネットの口コミに左右されない)とかを磨いていけば自然に頭の良い人になっていきます。これは、すぐには無理でも大学生活の中で意識して実行していけば確実に身についてくると思います。講義で優を目指すよりも、考える頭を作る方が就職した後まで役立ちます

だいぶ昔、出席しなくて良いと言われた講義を額面通りに受け取り、試験だけ出て単位を取ったことがあります。別に自慢話を書きたい訳では無く、試験が時事ネタを知っていれば書ける内容だったというただそれだけの話です。大学の最初に履修する教養科目というのは、科目によっては普段の生活が勉強になるので、試験にも応用できる訳です。

最近は、良くも悪くも凄く真面目な学生が増えているように感じています。良い面は素直であることで、それは非常に良いことだと思います。ただ、何の疑いも無くそのまま受け入れてしまう姿にはちょっと危うさを感じます。教科書や参考書をそのまま信じてしまい、現実の実験結果と合わない時に戸惑ったりします。実は、本と違う事例が見つかれば新たな発見になるのですが、本の記述が絶対だと考えてしまうようです。そんな訳で、頭の良い人になるためには、少し肩の力を抜き、自分の頭で考えるということが必要な気がします。


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