「宮城県山元町でのさつまいも栽培」カテゴリーアーカイブ

2017年のさつまいも栽培

出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培も4年目、4回目の栽培となりました。

今年の畑

今年は、これまでと異なる畑での栽培となりました。と、言うのも1年目に500本の栽培で始まったさつまいも栽培も今年は3500本となったためで、より広い畑に移動した形です。

場所は常磐線の山下駅と坂元駅の中間くらいにあり、特に目印も無い畑です。震災の時には津波が浸水した畑でもあります。もちろん、今は普通の農地として使用することが出来ます。

山元町のさつまいも畑(2017年6月11日撮影)

今年は5月の20日頃から植え付けを開始し、ちょうどよい雨が降ったおかげで、いい感じに活着していました。昨年の同時期は雨がほとんど降らず、植え付けたばかりの苗がしおれて大変だったのですが、天気だけは毎年読めません。

植え付け作業

今年は、縁がありサントリーの方々にさつまいも苗の植え付けを手伝って頂きました。

苗の植え付けの様子(2017年5月26日)

今回は、200本程を用意していたのですが、あっという間に作業が終ってしまいました。農作業に不慣れな方が多いかと勝手に想像した上での本数だったのですが、さすが普段から様々な分野で活躍されている方達だけに植え付けのコツもすぐに理解して頂きました。

この苗が1本あたり約1キロのさつまいもになる訳で、200本で200キロが収穫出来ます。これからは天気に一喜一憂させられることになりますが、秋の収穫が楽しみになってきました。

テレビの取材

昨年(2016年)の12月、たまたまNHKの方が来られさつまいも栽培の話をしたところ、改めて取材を受けて、1月に地元・宮城県のニュースで放送されました。そして、今年の6月19日には同じくNHKの「あの日わたしは」という番組でも再編集されたものが全国向けに放送されました。

その際に、山元町で生産したさつまいもから作った干しいもが出た関係で、色々な方からお問合せを受けました。ありがたいことだったのですが、1月の放送直後に一気に売れてしまい、完売となってしまいました。

今年も12月頃から、また干しいもが出る予定です。さつまいもは収穫直後は甘くなく、収穫から2か月程度は寝かせる必要があります。そのような訳で、おいしいさつまいもを提供するためには、半年の時間を要します。

今年も、山元町に訪れるきっかけとなって欲しいので、山元町の物産の直売所である「夢いちごの郷(さと)」、山元町の食材を使用している洋菓子店の「プチット・ジョア」での提供を考えています。それに加えて、山元町のふるさと納税でも提供できればと考えています。

さつまいも栽培を振り返る

冒頭にも書いた通り、まだ栽培を始めて4年目です。1年に1回の栽培なので、4回しか栽培していないことになります。農業は人間の一生を費やしても50回くらいしか試せないので、永遠に学ぶことの多い分野でもあります。

それでも、継続してやっていると色々なことを学べます。そして、さつまいもを通して多くの方に出会うことが出来ました。栽培に使用している苗はさつまいもの本場、鹿児島県指宿市(いぶすきし)の農家さんが育てたものです。立派なさつまいもを収穫するためには、立派な苗を使用するのが鉄則なので、かなり助けられています。

また、同じようにさつまいもを栽培する方も増えてきました。さつまいもだけに、芋づる式に出会いが増えました。これは想定していなかったことですが、嬉しいものです。後は、また今年も多くの方に美味しいと言ってもらえるように育て、提供することだと思っています。

少し、夢混じりですが、これから10年も経たないうちには山元町で育てたさつまいもが海外でも食べられているような気がします。そんな夢を抱きながら今年のさつまいもの成長を見守りたいと思います。さつまいもの成長については、随時、こちらのブログから発信していく予定です。

山元町のさつまいも、残りわずか

最近は、出身地・宮城県山元町の農家さんと栽培しているさつまいものことばかり書いています。色々な想いが込められているので、1人でも多くの方に伝えたいという考えによるものです。

2016年のさつまいも栽培

昨年(2016年)、勢いというか気分の赴くままに栽培規模を拡大し、推定で2トンくらいを収穫することができました。正直、どう売ろうかと考えていたのですが、2016年の11月頃から試験的に販売した干しいもが好評だったことで売れ始めました。

さらに、ちょうど良いタイミングでNHKの取材があり、2017年1月20日の放送以降は凄い勢いで売れています。このままだと、2月中に完売してしまいそうです。

これまでにもさつまいも栽培について書いてきた(詳細はこちらのリンク先にまとめてあります)ので繰り返しとなる部分は省きますが、栽培の始まりは2014年でした。津波の浸水した畑での栽培がきっかけで、最初はさつまいもがちゃんと育つかどうかも分からない状態でした。その後、2015年、2016年と天候不順があったもののさつまいもはちゃんと収穫することが出来ました。

残りのさつまいもの行き先

さて、そんな山元町で育てたさつまいもですが在庫が少なくなってきたため、山元町の事業者の方に使ってもらうことを優先させて頂きました。最近の流行りで言うと『山元ファースト』ということになるでしょうか。

ただ、トランプ氏のように他の産地のさつまいもが宮城に来ないように壁をつくるようなことはしません。もちろん、実際にはそんなことは出来ないし、する必要もありません。

話がそれましたが、まず、山元町の洋菓子店『プチット・ジョア』さんの完熟べにはるかのミルフィーユ用にさつまいもを確保してありますので、是非、お店を尋ねてみて下さい!先日、ご紹介した方も無事に購入出来ているとよいのですが‥。ありがたいことに、放送から2週間以上が経過した現在でも完売が続いています。

ちなみに、夢いちごの郷という山元町の直売所で干しいもを販売していたのですが、こちらはNHKの放送後から100袋近い予約が入っており、納品されても店頭に並ぶことの無い状態です‥。何と他の生産者の方も干しいもを出していました。ただ、品種も味も別物なので、混同されないかが心配なところです。

それから、毎週火曜日に山下地区の七十七銀行近くで明石焼きを販売されている鳥本さんが冬限定で焼いもを販売することになりました。ありがたいことに、完熟べにはるかをご指名頂いたので、こちらにも提供させて頂きました。ただ、数量限定なのでいつまであるかは分かりません。品切れの際はすいません。

週明けの2月7日(火曜)から販売予定とのことなので、ぜひ食べてみて下さい!干しいもとはまた違った甘味があります。

さつまいもに対する想い

少し余談となりますが、さつまいもは九州も茨城も産地として有名であるし、宮城県内でも山元町内でも色々なさつまいもが販売されています。言ってしまえば、ありふれた食材です。

でも、同じ品種でも栽培する畑や肥料、保存方法によって大きく変わります。そこが農業の面白いところであり、今栽培している山元町の畑では、とても美味しいさつまいもが収穫出来ます。

そうは言っても、過剰なプレミア感や演出で売ろうとは考えていません。ただ、味で選んで頂けるように、そして、多くの方に食べてもらえるようにということで今年は山元町の事業者の方に託した次第です。元々、さつまいもを介して人と人が繋がり、山元町を訪れるきっかけの一つになればという想いがあり、今、それが現実となっています。

完熟べにはるかのミルフィーユを購入するために遠方から山元町を訪れた方の話を聞いたり、地元の年配の方が購入される姿を見た時はとても嬉しかったです。もちろん、単なるブームには終わらせたくないと考えています。

2014年からさつまいも栽培にお付き合い頂いている菅野さんにもよい励みとなっているようで、今年も一緒にさつまいもを育てようと思います。また、3月には鹿児島でお世話になっている農家さんに会いに行く予定です。

山元町でのさつまいもの植え付けは5月中旬の予定ですが、苗の植え付けもイベントのように希望者と一緒に出来ればと考えているところです。あと、収穫はかなりいい運動になります(最初の数本は楽しく、1列を終える頃にはヘロヘロになります)‥。


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2013年~2016年までのさつまいも栽培を振り返る

なぜ出身地の宮城県山元町でさつまいも栽培をしたのかを聞かれる機会が増えたので、書いておこうと思います。これまでに書いてきた記事と重複している部分もありますが、詳細はカテゴリー『宮城県山元町でのさつまいも栽培』を読んで頂ければと思います。

さつまいも栽培の契機

そもそものきっかけは、東日本大震災でした。あの日を境に自身の生き方が変わったとういか、変わらざるを得なくなりました。様々な葛藤を経て、ようやく動き出したのが2012年の後半、実質は2013年からでした。

震災後の宮城県山元町の沿岸部に関しては、まずいちご関係が動き出しました。震災前、山元町の沿岸部ではいちご栽培が盛んであったという経緯があります。2011年以降、もちろんいちご以外にも農地の除塩や、がれき除去、基盤整備も同時に行われてきましたが‥
①農機具が津波で流出、破損
②農地の整備事業が進まない
③家屋が損壊などで農地まで手が回らない
④高齢や身内を亡くした
などの理由で、離農される方も多く、農地が活用されない状況でした。津波による物理面(①~③)と精神面(④)の影響が混在していました。
いちごについてはいちご農家さんがグループを結成して国などの支援を受けて再建したり、町としても山元町=いちごということで積極的に支援を行っていました。一方で、いちご以外の農家さんは兼業が大半であることなどから、自力で農地を元に戻すか、復興事業で農地整備が終わるのを待つという感じでした。そんな中で、何か畑で栽培出来るものが無いかと考え始めたのが2013年でした。
同時に、報道されているより実際の塩害はひどく無いのではないか?という予想もあり、それを自分の手で試してみたかったというのもありました。実際に試さないと分からないことが多々あるという経験は、長年研究に関わっていたせいかもしれません。
いちご以外の作物を選んだ理由については‥
①元いちご農家さんの復旧が優先だったこと
②多額の費用がかかること
③自分自身がいちごの栽培に詳しくなかったこと
④菅野さんがいちご農家ではなかったこと
⑤いちごは支援が手厚く、自分が関わらなくても大丈夫そうだったこと
以上の点からでした。
栽培にあたっては、①栽培が簡単であること、②食べて美味しいことを優先しました。最初の頃は『珍しい』ということも入れていたのですが、紫とうがらしや甘いとうがらしなど珍しいだけでは売れないことから、そこは反省点となりました。
さつまいもにたどり着くまで

(2012年)
宮城県境から福島県境を歩き、沿岸部の雑草を調査。
雑草のヒエが非常に多くなっていることに注目。

繁茂する雑草のヒエ(イヌビエ)

(2013年)
津波の浸水した土地での農作物栽培を考える。昨年の調査の結果から、ヒエを中心とした雑穀が良いと考えて数種類のヒエを取り寄せる。さらに、ヒエにはアレルギーが少なく健康食品としての需要も高いと考えた。

5月に山元町の沿岸部で畑を借りる。時期的にヒエを栽培するのに遅くなったことと、脱穀が難しいことからダイズ栽培に変更。使用するダイズは水はけの悪い土地でも育つ品種を滋賀県から取り寄せる。ダイズは栽培が簡単、過去に山元町での栽培実績があるという理由もあった。

ダイズ畑の様子

途中までは非常に良く成長したものの、成長時期の長雨で不作となり失敗。また、月に1度程度の手抜き管理だったことも良くなかった。具体的には新幹線の始発で宇都宮から仙台に向かい、山元町で畑作業をして最終の電車で帰るという自称『新幹線農業』でした。それでも、塩の影響が無いことを確認することができた。

さつまいも栽培

(2014年)
沿岸部の砂地、貧栄養の土に合い、しかも栽培が簡単な作物をと考えてさつまいもにたどり着く。品種は、近年注目されているべにはるか。この品種を知ったのは、宇都宮の優食キッチンのおかげ。インターネット検索でたどりついた鹿児島の農家さんから苗を取り寄せて栽培開始。他に、安納いもと奈良の紫とうがらし、甘いとうがらし2品種を試験。

紫とうがらし(熟すと赤くなる)

安納いもは条件が合わず失敗。とうがらし栽培は大成功したものの、どう活用するかが上手く見出せずに保留。べにはるかは予想以上に良く成長し、12月の試食でかなり甘みのあることが判明(市販品と同等かそれ以上)。

(2015年)
保管中のさつまいもが寒さで傷みだす。傷んだ部分を削った上でこれまでにお世話になった方々に焼きいもを送付。5月下旬からさつまいも栽培を開始し、1000本を植え無事に収穫をすることが出来て2016年の初頭に無事完売。

(2016年)
さつまいも3000本を栽培し、秋に2トン程度(推定)の収量。山元町の福祉団体・工房地球村にさつまいも畑をつくり一輪車一杯の収穫。同じく山元町のNPO法人里山ひろばにさつまいもの苗を提供。

(2017年)
NHKの取材を受け、2017年1月20日(金曜)18時10分~の宮城県向けニュース『てれまさむね』内で放送される。放送の翌日、山元町の夢いちごの郷で販売中の干しいも、山元町のケーキ店・プチットジョアさんで、さつまいもを使用したミルフィーユが完売。2017年5月より4年目のさつまいも栽培が始まる予定。

まとめ

このような流れで現在に至ります。被災地に何が育つかはどんな農業の権威に聞いても可能性までしか言えないはずです。実際、菜の花や綿、トマトなど多くの栽培が行われました。

失敗にせよ成功にせよ、これらはいつかまた起こる震災後に向けての貴重な資料として残ります。また、本などの知識ではなく、実践して初めて分かることです。時間はかかったものの、実際に栽培をしたことは非常に良い経験になりました。

これまでに多くの方に興味を持って頂き、様々な形で支援や励ましを受けたことは非常に心強かったです。結局は何をするにしても人の繋がりだと思っています。そんなことを心に刻みつつ、今年も挑戦していきます!!


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さつまいもの収穫体験(2016年10月)

今日、10月2日は朝からさつまいも掘りでした。場所は、出身地である宮城県山元町の畑でした。

さつまいも掘り体験

知り合いの方とそのお子さん3人、そして縁があって、パーリー建築の山際さんにも来てもらいました。秋晴れの下、サトイモの収穫からスタートしました。

さといもの収穫その後、さつまいも掘りが始まりました。さつまいもの収穫自体を楽しんでもらえたことは、こちらとしても大きな学びでした。元々、さつまいもそのものに関心があったので収穫は単なる作業と捉えていました。来年はさつまいもの収穫体験も実施しようかと思っているところです。

子どもさんとさつまいもの収穫肝心の収穫ですが、大きいものから小さなものまで様々でしたが、中々よい感じに育っていました。収穫体験の終了後も作業をしたのでかなり良い運動になりました。さつまいも掘りはダイエットしたい方、ストレスを解消したい方にもオススメです。

土に触れるという体験は都会ではまず出来ないことだと思います。また、地方でも野菜はスーパーで買うということが一般的になってきているので、さつまいもがどのように収穫されるのかを知らないまま大人になる人もたくさん居ます。

もちろん、そのような情報を知らなくても支障は無いのかもしれませんが、様々な体験は心を豊かにすると思います。自分は小さな頃に、幸いなことに川遊びやひょうたん作り、山菜採りなどの様々な経験をしました。その1つ1つが今の自分を形成する上でかなり役立っているように思えます。

さつまいも(2016年10月2日)土の中からさつまいもを掘り出していると、宝探しのようでもあるし、心の奥底に眠っている狩猟本能を呼び覚まされるようでした。古くは、江戸の飢饉を救い、戦時下の多くの命を守ったたさつまいもに触れたせいかもしれません。

さつまいも掘りで考えたこと

これから、さつまいもにはゆっくりと眠ってもらいます。収穫直後のさつまいもは、あまり甘みがありませんが、12月頃には物凄く甘いさつまいもに生まれ変わります。

『悔い改めよ』と言われてそう変われないのは人間の性ですが、さつまいもは全く別物になってしまいます。‥などと、さつまいもを掘っていると手が疲れてくるので、無心にもなれず余計なことばかり考えていました。開高健ならばどう伝えるかとか、司馬遼太郎ならどんな余談を挟むかなど、取りとめの無い内容でした。

『暗黒の土から我らの祖先を救った偉大な物体、その物体を掘り出していると原始の中に自らが融け出していくような錯覚に囚われる。』的なことをひたすら頭の中で反芻していました。

それでも、どうにか1列を自力で掘り起こして、ヘロヘロとなりました。そして、これからの見通しと体の負担に呆然となったのですが、平成の世の中には便利なものがありました。トラクターに取り付けて使用するさつまいも掘り機を使ったら、快適に収穫できました。

先ほどまでのさつまいも堀にかける覚悟は一体なんだったのか‥。この後、さつまいもと真摯に向き合う覚悟でしたが、一気に気持ちが楽になりました。

世の中は他力で、どうにかなるようです。‥と、まるで苦行のように書いていますが、さつまいも掘りはとても楽しいです!

さつまいも栽培への想い

あの震災で、津波の浸水した畑からこれだけたくさんのさつまいもが収穫できた訳で、これこそ『無から有を生む』ということだと思います。何事も、出来ることから実行してみるものだと思いました。

山元町でのさつまいも栽培は今年で3年目です。1年ごとに課題が見つかり、さつまいもを介して少しずつ縁も広がってきました。

今年のさつまいもをどう食べてもらうか、何か地域に還元できることはないかと、そんなことを考えています。それにしても、今日はさつまいもが夢に出てきそうです。


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宮城県山元町でのさつまいも栽培(2016年10月)

出身地である宮城県山元町の農家さんとさつまいもを栽培しています。栽培している畑は、津波の浸水した畑です。

2016年10月の状況

今年は一番最初の苗の植え付け(品種は全てべにはるか)が5月16日でした。収穫は9月の末から始まり今でも継続しています。長雨の影響で晴れた日のみの作業となっています。

さつまいも畑(2016年10月1日)今年は5月以降、適度に雨が降ったことと快晴が続いたので地上の成長は非常によい感じでした。ただ、一時期は雨不足のために潅水をすることでしのぎました。上記の写真が1番最初に植え付けを行った畑です。

収穫後(2016年10月)畑は単純に黒のビニールマルチで雑草を抑制しながらの栽培でした。多少の雑草は生えましたが、病気や虫害など特に大きな問題は起きませんでした。こちらの畑は水はけが少し悪いために、早めの収穫となりました。

さつまいも(2016年10月)大、中、小‥とばらつくのは仕方ないのですが、皮の色はとてもきれいです。まだ、一部しか掘っていないためにどの程度の収穫になるか分かりませんが、無事に収穫の時期を迎えました。

これまでのこと

2016年のさつまいも栽培は2015年よりも1週間から10日程度早めに行いました。特に大きな意味は無かったのですが、苗を定植した後に雨が降ったので苗の段階で枯死する割合はかなり少なかったと思います。

2015年は、苗を植えた後に雨がさっぱり降らず苗が枯れてしまったという苦い思い出があります。その後、6月に苗を追加したのですが、出来たさつまいもはゴボウのように細いいもばかりで、植え付けのタイミングが遅くなったのが原因でした。

2016年6月11日の畑2016年6月11日

7月21日のさつまいも畑2016年7月21日

2016年8月28日のさつまいも畑2016年8月28日

だいぶ雑草も増えましたが、それ以上にさつまいもの葉と茎が畑を覆いました。さつまいもは、地上部がいくら大きく成長しても肝心のいもが大きく育たないと意味が無いので、9月頃から試し掘りを開始しました。

インターネットで調べれば、収穫に適した時期というのはある程度絞り込める(このサイトもべにはるか、収穫で検索して訪れる方が増えています)とは思うのですが、その土地の条件や環境もあるため正確な答えは無いと思います。

このため、試し掘りを何回か繰り返した上で収穫日を決めてしまうしかないと思います。農業、特に露地栽培は明確な答えを出しにくいのが難しいところであり、面白い部分だと思います。

これからのこと

収穫直後のさつまいもは全然甘くありません。特に、べにはるかはトロトロで物凄く甘いのが特徴なので全く別物の状態です。

収穫後、泥を落として表面の水分を取り除いた後で熟成となります。保管設備があれば最高なのですが、さつまいもの産地で無いと中々難しいのが現状です。

一般的に10度以上、湿度も90%で保存するのが良いようですがさつまいもの品種によっても異なってきます。そして、約2か月程度寝かせるとべにはるか本来のトロトロの食感と甘みが出てきます。

さつまいもは、ホクホク好きと最近人気のトロトロ、ねっとり好きに分かれるのですが、ホクホク好きな方には収穫したばかりのさつまいもがお勧めです。また、品種も「べにはるか」では無く「べにあずま」がよいかもしれません。こればかりは好みだと思います。

栽培3年目

冒頭にも書きましたが、出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培は今年で3年目です。1年目は実際に育つかどうかという栽培試験、2年目は少し規模を広げたもののさつまいもの保存に失敗して腐敗させたりと試行錯誤の連続でした。

それでも、着実に前進しています。放っておけば雑草に覆われてしまう土地でも、さつまいもを植えておけば収穫物を得ることが出来ます。しかも、病気にも虫にも強く管理の手間はほとんどありません。

震災以降、津波の浸水した畑は塩害に強い作物とか珍しい作物とか色々なものが試験されてきました。実際のところ、塩害は震災から1年目程度でもほとんど解消されていた印象があります。ただ、ヘドロなどが堆積した影響はありました。

同時に、塩害対策ということで山土を入れ替えたせいで農地として使いにくくなった面も記憶しておく必要があると思います。そのような中でのさつまいも栽培でした。

2016年は同じさつまいも仲間が増えました。山元町の幼稚園でさつまいも掘り体験を行っているNPO法人里山ひろば、山元町の福祉作業所「工房地球村」、宮城県角田市の農家さんなどです。今後、さつまいも繋がりが広がっていけばと思っています。

「無から有を作り出す」というと大きな話になりますが、簡単に出来ることはいくらでもあります。その答えの一つが宮城県山元町でのさつまいも栽培です。今後は、より多くの方に食べてもらえるようにふるさと納税用の商品化なども考えているところです。


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宮城県山元町でのさつまいも栽培(2016年6月)

出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培も今年で3年目となります。試行錯誤を繰り返しながらも着実に進んで来ました。今年は生産量の拡大が第一の目標です!

畑の様子

百聞は一見にしかずということで、畑の状態です。

2016年6月11日の畑2016年6月11日

2016年6月27日の畑2016年6月27日

わずか数日ですが、目でみてはっきりと分かるくらいに成長しています。苗を移植した直後は枯れた部分があったりしてヒヤヒヤしていたのですが、今年はちょうどよい雨が降ったおかげでほとんどの苗が活着しました。

工房地球村の畑

6月12日の記事でも紹介したのですが、今年は山元町の福祉施設の畑作りもお手伝いさせて頂きました。こちらの畑でもさつまいもを栽培中です。

地球村のさつまいも2016年6月10日

2016年6月24日、地球村2016年6月24日

こちらも、目で見てはっきりと分かる位に大きく成長しました。今のところ、順調に大きくなっています。

今年の状況

天気だけは不確定で、予報を元にあれこれと考えてもどうしようも無いのですが、今のところはよい感じです。2015年との比較で言うと、今年は1週間早めに苗の植え付けを行いました。

また、昨年は苗を植えた後に雨がほとんど降らず、数百本の苗が枯れてしまったのですが、今年は梅雨らしい雨が降るので、渇水の問題は今のところ起きていません。

とは言え、集中豪雨などが発生しやすい現状を考えれば油断は出来ません。そこが天候に左右される露地栽培のつらいところです。一方で、施設栽培と異なり投資額も少ないので、仮に損害が生じても大事にはなりません。

今後の展開

以下は以前に書いた記事の再掲載です(一部のみ加筆)。どうしても、実行したいと思っていることなのですが、さつまいもの寄付を考えています。今、お世話になっている「山元の未来への種まき会議」と「一般社団法人ふらっとーほく」に活用してもらえたらと思っています。

寄付という考え方に至ったかということですが‥山元町で、平日の昼間に自由に動ける若者が増えたら、もっと面白くなるという考えです。仕事をし ながら土日をボランティアや地域の活動に割くという方も多いと思いますが、もっと自由に動ける存在が増えることで新たな出会いや、きっかけを創り出せると 思っています。

飛躍まずはお金の心配の無い状況、補助金の当落に左右されない環境を整備していく必要があると思っています。最低限度の生活が出来ないと、面白い考えも行動も湧いてきません。

そして、活用されていない土地で育ったさつまいもが、何人かの若者の活動を支えている光景は凄く面白いんじゃないかと思います。年配の方々にも、自分たちの作った農作物で若者が増えるということを実感してもらえたらと思っています。

かごの中のさつまいも

いずれ、山元町の名産であるリンゴやいちごにもその試みが広がっていけばいいなと夢見ているところです。まずはさつまいもから、そして出来ることから始めていきます!さつまいも仲間、それ以外にも農業を通して地域を支えていきたいと考えている方々と連携できればと考えています。興味のある方がいれば、気軽にお問い合わせ下さい。


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宮城県山元町でのさつまいも栽培(2016年)

今年で、3年目の出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培。今年は規模を昨年の4倍、2000本を植えることにしました。さつまいもの苗1本から1キロの収穫として、順調に育てば2000キログラム(2トン)の収穫予定です。

さつまいもの繋がり

今年は、山元町の社会福祉施設である工房地球村の裏にある土地にも、さつまいもやピーマンを植えるお手伝いをさせてもらうことになりました。2か月に1度、山元町で開催されている「山元の未来への種まき会議」で、施設の所長さんと、たまたまさつまいもの話をしたのがきっかけでした。

地球村の畑その他に、角田市の酪農をやっている方達が700本を栽培予定と、さつまいも仲間が繋がり始めました。さつまいも栽培の経緯は、以前の記事に色々と書いてあります。さつまいもは、食べて美味しく、しかも簡単に育てられるという発想によるものです。

山元の未来への種まき会議とは

ここで、少しさつまいもから話がそれます。先ほど、書いた「山元の未来への種まき会議」について説明をしておこうと思います。こちらの会議は2013年7月から始まり、2016年5月22日の開催で19回目となります。概要は以下の通りです。

2011年3月11日の東日本大震災以降、宮城県山元町では町内でどのような団体が活動をしているかという全体像を把握できない状況が続きました。また、団体間や町民との情報を共有できる場もありませんでした。

そこで、山元町で活動をする団体や個人の情報共有と交流、マッチングを目的とした「山元の未来への種まき会議」が2013年7月7日に開催されました。「山元の未来への種まき会議」は住民有志による任意団体です。

当初、種まき会議の参加者として関わらせて頂きましたが、現在は、縁があって種まき会議の事務局として関わらせて頂いています。振り返ってみると、色々な方と出会うきっかけとなっていました。

さつまいもの出口

話をさつまいもに戻します。現在は栃木県宇都宮市と宮城県山元町を往復しながらの生活なのですが、5月20日に栃木に戻る前に仙台のエクレアとジェラート専門店の『Kisetsu』に立ち寄ってきました(エクレアもジェラートもどちらも美味しいです)。

フランボアーズエクレアオーナーの大堀さんは、山元町の隣の亘理町(わたりちょう)出身で、同世代です。新聞の記事を見て、飛び込みでお伺いして以来のお付き合いです。こちらが、ずっとさつまいもの話をしていたせいか、最近、さつまいもチップスにはまっているとのことでした。そのような訳で、今年の秋に収穫さいたさつまいもを使ってもらおうと思っています。

もう1つは、さつまいもの寄付を考えています。今、お世話になっている「山元の未来への種まき会議」と「一般社団法人ふらっとーほく」に活用してもらえたらと思っています。

寄付という考え方

なぜ寄付という考え方に至ったかということですが‥山元町で、平日の昼間に自由に動ける若者が増えたら、もっと面白くなるという考えです。仕事をしながら土日をボランティアや地域の活動に割くという方も多いと思いますが、もっと自由に動ける存在が増えることで新たな出会いや、きっかけを創り出せると思っています。

飛躍まずはお金の心配の無い状況、補助金の当落に左右されない環境を整備していく必要があると思っています。最低限度の生活が出来ないと、面白い考えも行動も湧いてきません。

そして、活用されていない土地で育ったさつまいもが、何人かの若者の活動を支えている光景は凄く面白いんじゃないかと思います。年配の方々にも、自分たちの作った農作物で若者が増えるということを実感してもらえたらと思っています。

かごの中のさつまいもいずれ、山元町の名産であるリンゴやいちごにもその試みが広がっていけばいいなと夢見ているところです。まずはさつまいもから、そして出来ることから始めていきます!さつまいもの苗の植え付けは5月16日の週を考えています。興味のある方、体を動かしたい方が居ればぜひご連絡下さい。


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さつまいも株情報(2015年11月20日版)

2015年5月から始まった出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培が無事に終了しました。ただ、今年は植え付け時の少雨に加え8月後半の冷夏と雨の影響が非常に大きく、さつまいもにとってはつらい季節となりました。

現在の状況を含めて、今年のさつまいも栽培を振り返ってみたいと思います。

はじめに

このさつまいも栽培は2014年に続いて2年目となります。詳しい動機は以前の記事に書いてありますが、震災による津波に冠水した農地で何か出来ないかというのが全ての始まりでした。

2013年にダイズ栽培を始めて失敗し、2014年からはさつまいも栽培に切り替えました。栽培に当たっては、山元町の菅野さんご夫妻に協力をして頂き、2014年にはべにはるかと安納いもの栽培を行いました。

その結果、山元町の畑ではべにはるかが良く育つことが分かりました。安納いもは成長が悪かったことから、2015年はべにはるかに絞っての栽培となりました。

5月から8月まで

冒頭にも書いたように、今年の5月は雨が少なくて苗の一部が枯れてしまいました。このため急きょ苗を追加するということになり、天候に左右される農業の難しさに直面しました。

その後は順調に育っていたのですが、今度は8月後半からの冷夏と長雨に悩まされました。幸いにもこの時点でさつまいもはだいぶ大きくなっていたので、成長が遅くなったもののどうにか乗り越えることができました。

ただ、長雨の影響は残っており、一部のさつまいもが腐ってしまいました。

9月から11月まで

寒いままに9月となり、今度は平均よりも暖かい日が続きました。2014年は収穫時の長雨に悩まされたのですが、2015年は無事に収穫をすることができました。

栽培終了後のさつまいも畑収穫後の畑は何となく寂しくもありますが、どうにかさつまいもを収穫することのできた喜びもあります。この畑も、初夏は以下のような状態でした。

さつまいも畑(8月9日)時間の移ろいを感じる光景です。

収穫したさつまいも

ともかく、ようやくさつまいもを収穫することができました。現在は、カゴに積まれて熟成中です。実は、掘りたてのさつまいもはパサパサしていてあまり美味しくありません

かごの中のさつまいも

特に、今回栽培したべにはるかはねっとりとした食感と強烈な甘みが特徴なのですが、収穫直後はこのような特徴が全く無くて、熟成して初めて甘いさつまいもになります。

熟成方法にもよりますが、最低でも収穫後2カ月程度は寝かせておく必要があります。この保存は少々厄介で、10度を切るとさつまいもが傷み出し、しかも傷んだところが進行していきます。2014年に収穫したさつまいもはせっかく甘くなった頃に傷みが出て一部は廃棄となってしまいました。

試し焼き

先日、試験的にさつまいもを焼いてみました。

試験焼き(2015)だいぶ、べにはるかの特徴であるねっとり感が出ていました。これは焼いた直後の写真ですが、焼いてから1日から2日程度置いた方がより甘みが出てくるような気がします。あくまでも感覚ですが、蜜がさらに出てくる感じです。

それと、焼きいもは焼きたてをすぐに食べるイメージが強いと思いますが、べにはるかについては先ほど書いたように最低でも1日寝かせることと、冷たいまま食べる方がより甘みを感じることができます。

後は好みで寝かせたものを温め直してもよいかもしれません。せっかく収穫できたさつまいもなので、1番良い状態で食べてもらえたらと思っています。

まとめ

2015年の山元町でのさつまいも栽培は中々大変な状況でしたが、さつまいもの味は2014年と同様に良い出来となりました。後は、美味しい状態で少しでも多くの方に食べて頂けたらと思っているところです。


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さつまいも株情報(2015年9月5日版)

出身地・宮城県山元町の菅野さんご夫妻にお願いして栽培中のさつまいも株の情報です。掲載が遅くなりましたが、9月5日に畑の様子を見てきました。

2015年のさつまいも株

今年の山元町でのさつまいも栽培は天気に悩まされています。露地栽培のため仕方ないことなのですが、栽培技術だけではどうしようもない場面がありました。

それでも、雨不足で苗が枯れた際には苗を追加し、地下水をくみ上げて散水するなど出来るだけのことは行ってきました。後は、さつまいも苗の生命力と土地の力次第という状況です。

試し掘り

成長の良かったさつまいもを試験的に掘り上げました。

試し掘りのさつまいも畑  試し掘りしたさつまいも

かなり大きなさつまいもを収穫することができました。色も悪くないので後は味になるのですが、さつまいもは最低でも1ヶ月以上寝かせないと甘くならないので、結果が出るのは11月以降になりそうです。

畑の様子

現在の畑の様子は以下のようになっています。

さつまいも畑(9月5日)さつまいもの隙間に生えている雑草はアカザ科のシロザ、イネ科のオヒシバ、カヤツリグサ科も少しありました。雑草は抜くに越したことはないのですが、この程度であれば特に問題はありません。

きれいな畑を維持することも大切なのですが、楽をして育てることもまた栽培の技術だと思います。もちろん、収穫量が確保できるという前提の話です。

また、できる限り手間をかけずに栽培できるという理由で、さつまいもを選んでいます。

9月11日の雨

この記事を書いている段階で、宮城県には大雨特別警報が出されています。山元町では一時、避難勧告が出されましたが現在は解除されていますが、宮城県の北部では河川の氾濫もあり大きな災害となっています。

今回の雨に限らず、8月後半から曇りと雨が多く肌寒い日が続きました。9月5日に写真を撮影した際も曇り空で、その後、雨が降りました。

2014年は収穫時の長雨に悩まされましたが、今年の収穫も雨に左右されることになりそうです。また、長雨でさつまいもの品質低下が発生する可能性もあるので心配しているところです。

これまでの成長の様子

5月からの栽培の記録は「さつまいも株の情報!」というカテゴリーにありますので、読んで頂けたらと思います。ここでは、成長を記録した写真を掲載したいと思います。

さつまいも畑

さつまいも畑(7月3日)

さつまいも畑(7月23日)

さつまいも畑(8月9日)

以上のように、苗を移植した頃と比べると格段に成長しました。いよいよ収穫の時期も近づいており、今年の成果が出ることになります。


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宮城県山元町でのさつまいも栽培(まとめ)

現在、出身地・宮城県山元町の菅野さんご夫妻の協力を得て、さつまいも栽培を行っています。栽培している畑は2011年の東日本大震災で津波が浸水しており、ガレキ拾いから再スタートした土地です。

これまでにも、さつまいも栽培のことを書いてきましたが、まとめとして要点を書いてみたいと思います。

なぜさつまいもか

震災の後で、津波の浸水した土地では様々な作物が栽培されています。例えば、山元町の沿岸部では芝やミニトマトが栽培されています。ミニトマトについては、先日お伺いしたスルーエイジ農園について紹介させて頂きました。

とまとの栽培また、隣町の亘理町(わたりちょう)ではマイファーム宮城亘理農場が加工用のトマトを栽培しています。マイファーム亘理では、トマトケチャップ、トマトピューレを販売しているようです。

さて、そのような中でなぜさつまいもを栽培したのかというと、痩せた土地に合っていて栽培が簡単だからです。作物の選択には色々な選び方があると思いますが、最も単純な理由を優先しました。

2014年のさつまいもの栽培

2014年に最初の作付を行いました。品種は、べにはるかと安納いもの2種類としました。

苗はさつまいもの本場である鹿児島県から取り寄せました。もちろん、苗は近場のホームセンターで購入することも可能なのですが、良い苗から良いさつまいもが採れるという基本に従いました。

2014年のさつまいも栽培2014年は植え付けの直後に雨が少なく一部の苗が枯れたり、秋には長雨で収穫が遅れたりしました。それでも、べにはるかは良好でしたが、安納いもは不作でした。

鹿児島の方に相談したところ、安納いもは地温が上がり過ぎてしまうためビニールマルチはしない方が良いと教わりましたが、調べてみると安納いもは栽培条件が少し難しいようなので、翌年以降はべにはるか1本に絞ることにしました。

2015年のさつまいも栽培

今年は栽培2年目となります。栽培は5月下旬、苗は2014年と同様に鹿児島県から取り寄せたものを500本植え付けました。今年の東北は梅雨の雨が少なく、植え付けた苗の一部が昨年同様に枯れてしまいました。

このため、6月の下旬に再び鹿児島から苗を取り寄せて植え付けましたが、後から取り寄せた苗の収量と品質が気になるところです。

さつまいも畑さらに、7月と8月は猛暑と少雨で地下水をくみ上げての灌水が続きました。そのおかげで、枯れること無く順調に生育しています。最近は雨が多く温度が急に低下したため、収獲時期をいつにするかを見定めている段階です。

さつまいも栽培のこれから

現在、宮城県山元町の沿岸部では大規模な農地整備が行われています。8月6日に山元町を訪ねた際に沿岸部の農地を見てきました。

山元町沿岸のさつまいも畑今年からさつまいもの栽培が始まっていました。ただ、暑さの影響か苗の成長が少し悪く、一部は枯れてしまったのかビニールマルチの穴だけが見える部分もありました。そして、雑草は相変わらず旺盛に生育していました。

今後は、雑草対策を講じながら灌漑施設を整える必要がありそうです。また、今年のさつまいもの出来をしっかりと評価して改善することで、来年以降のさつまいも栽培はもっと面白くなると思います。

いつか、山元町の沿岸をさつまいもでいっぱいにしたいという夢を抱いています。


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さつまいも株情報(2015年8月6日版)

出身地である宮城県山元町で今年の5月に始まったさつまいも栽培ですが、今年の東北は雨が少ない状況です。それでも、栽培をお願いしている菅野さんご夫妻が定期的に灌水(かんすい)をしているので、順調に生育しています。

さつまいも畑

(2015年8月5日撮影)

雑草もだいぶ増えましたが、背丈の高い草が少ないのでいずれさつまいもに覆われることになりそうです。作物栽培にとって雑草は無い方が良いのですが、徹底的に抜く必要も無いと考えています。むしろ、適度に生えていた方が土の乾燥を防いだりする場合もあります。ただし、

雑草と作物のバランス

これには注意が必要です。雑草が増えすぎれば作物の成長に必要な栄養を奪ってしまいます。また、背の高い雑草が増えれば作物に必要な光を確保できなくなります。

その他にも、からまる雑草、病気や虫の住み家になる雑草など、栽培している作物との相性によっては雑草を取り除く必要があります。

しおれたさつまいも

(右奥の苗が水不足でしおれている状態)

ともかく、秋の収穫が近づいてきました。後は、雨が欲しいところです。これまでの成長過程を写真で示すとこのような感じになります。

さつまいも畑

(2015年6月29日撮影)

さつまいも畑

(2015年7月22日撮影)

数か月のうちにかなり大きく成長したことが伝わるかと思います。今後も、さつまいも株の情報を更新していきたいと思います。ちなみに、さつまいも株とは以下のようなものです。

さつまいも株券(3株券)収獲後、本物のさつまいもが届く仕組みになっています。プレゼントにいかがでしょうか。


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さつまいも株情報(2015年7月22日版)

宮城県山元町で栽培中のさつまいも株の生育状況です。東北地方の梅雨明けはまだですが、連日晴天が続いているので、間もなく梅雨明けになりそうです。

これまでの畑の様子はこのような感じです。

さつまいも畑 さつまいも畑

(2015年6月15日撮影)

さつまいも畑 さつまいも畑

(2015年6月29日撮影)

さつまいも畑 さつまいも畑

(2015年7月22日撮影)

一か月の間にかなり大きくなりました。当初は雨不足で植え付けた苗が枯れるなどのトラブルもありましたが、現在のところ、かなり順調に生育しています。

さつまいも株券(3株券)そのような訳で、販売中の「さつまいも参株券」の配当もしっかりできそうです!


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さつまいも株情報(2015年6月29日版)

6月29日から宮城と福島に行ってきました。現在、宮城県山元町で栽培中のさつまいもの成長を確認してきました。当初は梅雨入りが遅れたりと雨不足に泣かされてきましたが、ようやくまとまった雨が降りました。

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だいぶ、緑色が濃くなってきました!一部、元気の無い株もありましたが‥

Exif_JPEG_PICTURE根元はしっかりとしていたので、これから根付いてくると思います。当初の1株あたりの配当1キログラムを維持できるように、これからも成長を見守っていきたいと思います。

現在も、山元町のさつまいも株券を販売中です。株主気分を味わいたい方、面白いプレゼントを探している方にお勧めです!


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さつまいも株の配当予測

株と言っても‥サイトで販売中のさつまいも株式の方の話です。今年は(も?)、異常気象のようでさつまいも株を育てている宮城県山元町もようやく6月26日に梅雨入りとなりました。例年よりも2週間程度遅いそうです。

さつまいも株券(3株券)

梅雨に入ったからと言って雨が降る保証は無いのですが、予報によれば27、28日と雨になりそうです。作物を育てる上では、どうしても太陽の光と雨水が欠かせません。最近は天気の影響を受けにくい水耕栽培や植物工場も盛んですが、畑での栽培はどうしても自然の影響を受けます。それが数百年前と変わらない農業の宿命かもしれません。

そんなこともあって、最後は株の生命力に期待するしか無かったりします。人の手ではどうしようも無い部分もまた農業であって、そういう所から宗教とか儀式が派生しているのかもしれません。とは言え、やれるべきことはやる必要があります。

今、山元町で栽培しているさつまいも株の苗は鹿児島県の指宿市(いぶすきし)から取り寄せたものです。実際に、育てている温室を今年の1月に見学してきました。さつまいもに限った話ではありませんが、苗の出来が収穫に大きく影響してきます。良い苗を使ってこそ良い収穫が得られます。

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その点では、かなり上質な苗であると自信を持っています。つまり、優良株というやつです。現在、べにはるかという品種を栽培しているのですが、鹿児島の農家さんの話によると、品質の悪い苗だと良くない形質(甘くない等)が出てきてしまうようです。

ともかく、秋の配当(収獲)は景気次第(天気次第)という状況になっています。昨年の栽培で、十分育つことが確認されているので、今年も同等の成績は残せるのではないかと考えています。現在も、さつまいも株主を募集中なので、株主気分を味わいたい方はお問い合わせ下さい。証券の方の株式よりは心穏やかに過ごせると思いますし、雨が嬉しくなるという効果もあります。先日は、プレゼント用に特別仕様の株券を送らせて頂きました(3株以上であれば対応可能です)。

ちなみに、山元町でのさつまいも栽培は今年で2年目になります。山元町は元々りんごといちごが有名なのですが、もっと手軽に、手間がかからず、さらに美味しい農作物が出来ないかと考えて、たどりついたのが「さつまいも」でした。過去にはダイズを栽培して全滅したりと、色々な失敗と経験を経て今年があります。その辺のいきさつは、こちらを読んで頂けたらと思います。津波の浸水した畑で模索した日のことを書いてあります。


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さつまいも株情報(2015年6月15日版)

大変遅くなりましたが、今年のさつまいも株の状況をお伝えします。さつまいもを栽培中の宮城県山元町に行ってきました。

当日(6月15日)は、日差しが強かったものの顔に当たるのは潮風でした。本来は海から畑の間には防潮林や建物などがありましたが、2011年の東日本大震災により、防潮林はほとんど無くなり、建物も流出しました。 その結果、現在栽培中の畑からはまっ平らな土地が見えています。

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(さつまいも株を栽培している畑。写真の右側が海で、すぐ横で常磐線の鉄道を建設中)

それから、さつまいもの株の成長ですが、当初の見込みよりも業績が悪化しています。現地ではここ最近雨らしい雨が無く景気が低迷していることが原因です。残念ながら株の一部が上場廃止(枯れた)となってしまいました。

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(左・成長中のさつまいも株,右・上場廃止となったさつまいも株)

写真のような様子になっており、景気の回復を待つ(雨を待つ)しかないという状態です。気象庁による景気予測(天気予報)によれば、6月19日に少しばかり景気が回復する(雨が降る)見込みなので、そこからの業績拡大に期待しているところです。

さらに、景気対策として鹿児島から新たなさつまいもを200株取り寄せました!現在、畑に到着済みなので、株主の皆様にはこれからの急成長にご期待を頂ければと思います。

現在、山元町のさつまいも株主を募集中です。詳細についてはこちらをご覧下さい


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