雑草に関わる数字

最近、何をしているかと言えば、数字探しをしていました。誰でも知っている雑草を数値の面から見ようという試みで、ネットで探せる国や民間の資料を探っていました。

面白いけど疲れる、疲れるけど期待していた資料が見つかると嬉しいということの行ったり来たりです。実際に調べてみると知らないこともたくさんあって、ゲーム感覚の要素もあります。

雑草ベンチャー

何故にこんなことをしているかというと、ここ最近書いている雑草に関わる仕事づくり(雑草ベンチャー)と、空想求人の方向性を考えるためでした。大海にも似た広大な課題の中から何を抽出し、どう加工するかを考えていました。

昨年、100歳で亡くなった脚本家の橋本忍氏は「複眼の映像」の中で、脚本とは牛(原作)を観察し、急所を一発でしとめて血を抜く作業と表現していましたが、雑草の急所はまだ薄ぼんやりとしています。

雑草に関わる数字

自分の頭の整理用に主な数字を書いてみると、

1)除草剤の出荷額(2015年度)‥1099億円

2)直轄河川の堤防除草経費(2018年度)‥約977億円

3)イノシシによる農産物被害額(2017年度)‥48億円

4)農作業の標準賃金(2018年度)‥1300円/時間

5)農薬製造などに関わる企業‥約50社

こんな数字が出てきました。

数字の中身

大きな数字から身近な数字まであるのですが、2の河川堤防という限定的な事柄に絞っても900億を超す費用が使われています。ここに道路とか鉄道などが入ってくると相当な額になるはずです。これが大きな数字。

小さな数字で考えると、例えば山元町で草刈りを手伝ってもらうと4にあるように1時間あたり1300円のお金が動きます。これはあくまでも目安の数字になります。現在、どの地区でも集落単位で草刈りをしていますが、負担を考慮すれば、そろそろ限界だと思っています。また、農家の除草作業も厳しくなっていくと思います。

そんな訳で、これからは地元の建設会社などに除草を委託する時代が来ると思います。また、そのことで地域に新たな仕事ができることで、雇用も生まれてきます。どう管理していくかは技術の領域なので、これは大学などに入ってもらうことでだいぶ改善されます。社会的な背景と技術面など多様な分野が関わるのも雑草の面白いところです(複雑とも言える)。

雑草ベンチャーの役割

雑草ベンチャーの1つの役割は雑草を軸に産官学をくっつける接着剤というか、事務局機能です。2つ目は雑草管理のアプリ制作。ガラケーを使っている人間が言うのも何ですが、分かりやすくかつ科学的にも正しく、誰でも使える仕組みをつくることで、新しい雇用が生まれるんじゃないかと思っています。

アプリそのものを販売するというよりも、無料で使ってもらい、その代わり得られたデータを様々な分野で活用していく方がいいかなと思っています。ごく狭い分野に絞り、白アリ駆除のように、不動産に関わる雑草管理の仕組みを作るというのもアリなのかもしれません。

3つ目は、雑草の活用、例えばコケの栽培とか緑化に適した雑草(あまり候補はありませんが)の育成、薬草栽培とか染料などの工芸用の雑草栽培も入ってくるかもしれません。

ま、これは追々充実させることになるのですが、まずは大きな未来を描きつつ、そこを目指して1つ1つ積み重ねる作業をやっています。

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