ドクダミと発音すると、名前だけでも重い感じのする雑草ですが、漢方に使用されるくらい役立つ植物です。

雑草の定義

雑草とは何かとよく聞かれることがあり、その都度、自分でも考えるのですが、『雑草とは何か、その美点がまだ発見されていない植物である(エマーソン)』というカッコイイ定義を見つけました。そう考えると、ドクダミは雑草というよりも、薬草と呼んだ方がいいかもしれません。

ドラクエと雑草

連想クイズのようですが、薬草というとドラクエを思い出します。「やくそう」と表記する方がより、身近に感じます。「どくけしそう」もありました。ゲーム内では、無機的な言葉でしかありませんでしたが、攻略本には味わい深い絵が載っていて、子どもながらにあれこれとゲームの世界に浸っていました。

ドクダミには解毒効果があるようなので、現実の世界に置き換えれば「どくけしそう」になるかもしれません。薬草とか毒消しというと年配の人が健康のために飲むもの、健康茶の類というイメージですが、もうちょっとドラクエ的な何かで普及できたら面白いと勝手に思っています。

雑草の栽培

ちなみに、ドクダミを栽培している地域もあって、健康茶の原料になっているようです。ある農業系の雑誌に掲載されていて、凄く面白い着眼点だなと感心しました。

雑草を栽培するというと想像つかない方が大半だと思いますが、雑草それぞれに個性があって栽培をしてみるとかなり面白い体験が出来ます。病気にならないように殺菌剤を処理したり、土を変えたり、光を調整したりしないと上手く育たない雑草もあります。雑草=強いという訳ではなくて、条件が合わないとすぐに枯れてしまう繊細な植物群だったりします。

これまで、200種くらいの雑草栽培をしてきたのですが、春の雑草(タンポポ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなど)は種を採るのも大変だし、発芽がちょっと遅めだったりして苦労しました。巨大になるヨウシュヤマゴボウとか、代表的なイネ科雑草のメヒシバやイヌビエあたりは結構簡単に育てられます。

‥と、書いて実際に育ててみようと思う人はほとんど居ないと思いますが、将来は中学校あたりで雑草の栽培実習が必須になる時代が来るかもしれません。限りなく0に近いとは思いますが、「若いうちはやりたいこと何でも出来るのさ!」ということなので、雑草の栽培をオススメしたいです。