宮城県山元町でのさつまいも栽培(2016年6月)
出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培も今年で3年目となります。試行錯誤を繰り返しながらも着実に進んで来ました。今年は生産量の拡大が第一の目標です!
畑の様子
百聞は一見にしかずということで、畑の状態です。
わずか数日ですが、目でみてはっきりと分かるくらいに成長しています。苗を移植した直後は枯れた部分があったりしてヒヤヒヤしていたのですが、今年はちょうどよい雨が降ったおかげでほとんどの苗が活着しました。
工房地球村の畑
6月12日の記事でも紹介したのですが、今年は山元町の福祉施設の畑作りもお手伝いさせて頂きました。こちらの畑でもさつまいもを栽培中です。
こちらも、目で見てはっきりと分かる位に大きく成長しました。今のところ、順調に大きくなっています。
今年の状況
天気だけは不確定で、予報を元にあれこれと考えてもどうしようも無いのですが、今のところはよい感じです。2015年との比較で言うと、今年は1週間早めに苗の植え付けを行いました。
また、昨年は苗を植えた後に雨がほとんど降らず、数百本の苗が枯れてしまったのですが、今年は梅雨らしい雨が降るので、渇水の問題は今のところ起きていません。
とは言え、集中豪雨などが発生しやすい現状を考えれば油断は出来ません。そこが天候に左右される露地栽培のつらいところです。一方で、施設栽培と異なり投資額も少ないので、仮に損害が生じても大事にはなりません。
今後の展開
以下は以前に書いた記事の再掲載です(一部のみ加筆)。どうしても、実行したいと思っていることなのですが、さつまいもの寄付を考えています。今、お世話になっている「山元の未来への種まき会議」と「一般社団法人ふらっとーほく」に活用してもらえたらと思っています。
寄付という考え方に至ったかということですが‥山元町で、平日の昼間に自由に動ける若者が増えたら、もっと面白くなるという考えです。仕事をし ながら土日をボランティアや地域の活動に割くという方も多いと思いますが、もっと自由に動ける存在が増えることで新たな出会いや、きっかけを創り出せると 思っています。
まずはお金の心配の無い状況、補助金の当落に左右されない環境を整備していく必要があると思っています。最低限度の生活が出来ないと、面白い考えも行動も湧いてきません。
そして、活用されていない土地で育ったさつまいもが、何人かの若者の活動を支えている光景は凄く面白いんじゃないかと思います。年配の方々にも、自分たちの作った農作物で若者が増えるということを実感してもらえたらと思っています。
いずれ、山元町の名産であるリンゴやいちごにもその試みが広がっていけばいいなと夢見ているところです。まずはさつまいもから、そして出来ることから始めていきます!さつまいも仲間、それ以外にも農業を通して地域を支えていきたいと考えている方々と連携できればと考えています。興味のある方がいれば、気軽にお問い合わせ下さい。