細切れの時間の使い方
よく忙しいという人に限って移動の電車や飛行機で熟睡していたり、スマートフォンやパソコンに夢中になったりしています。
確かに、休養やネットを活用した仕事も大切ですが、時間の使い方次第ではより良い日々を送ることができるはずです。今回は特に細切れの時間の有効活用について書いてみたいと思います。
細切れの時間とは?
先程書いた移動の時間の他にも、待ち合わせをしている時間に、テレビのCMの時間など、案外、数分単位の空き時間が出てきます。普段の生活において、無意識に使っている時間は案外多いものです。
最近では電車に乗っていてもスマホをじっと見つめている人が大半で、新聞や本を読んでいる人はほとんど見かけなくなりました。そのような時間でも、3分程度はあると思います。
3分と言えば、ちょうどインスタントラーメンの出来る時間です。ぼーっとしていれば、それほど意識することなく過ぎる時間かもしれません。
3分で出来ること
それでも、3分で色々なことを考えることは可能です。限られた時間内にいくつアイデアが出せるかとか、これからの予定を確認するにはぴったりの時間です。
読書でも、1ページ程度しか読めないかもしれませんが、細切れの時間に読み続ければ結構なページ数を読み進めることができます。
時間が短いから何も出来ないと考えずに、短い時間で出来ることを考える方がより効率的だと思います。
時間は潰さない
スマホに夢中になっている人の様子を見ていると大半がゲームをやっているようです。また、ニュースに見入っている人もいます。
気晴らしとしてのゲームは悪くないかもしれませんが、単なる時間潰しになってしまい、もったいないと思うことがあります。
次の予定を確認するとか、スケジュールを振り替える方が有意義だと思います。確認事項を細切れの時間に完了しておけば、単純作業を減らすことができます。時間は潰すよりも生かすように考えた方が良いのではないでしょうか?
考える練習
あとは、常に考えるクセを付けることが大切だと思います。アイデアは、案外、ちょっとした時に浮かんできたりします。
メールの返信に当てるのも悪くは無いのですが、まとまった時間に同一の作業を行った方が効率はよりよくなります。細切れの時間は企画やアイデア出しに使う方が良いと思います。
また、この文章はバスでの移動中に書いているのですが、ペンと紙が無くても携帯に打ち込めば文章を書くことが可能です。
移動中であっても、原稿用紙数枚程度は書くことができるので、あちこち移動の多い人であれば、かなりの枚数を仕上げることができると思います。後は、自分のパソコン宛に送信していまえば、パソコンを開いてからの作業は文章の修正に時間を割くことができます。
時間は大切に
時間は寝ていてもゲームをしていても過ぎていきます。お金の有無に関わらず時間は皆に平等なものです。 それだけに、細切れの時間を有効に使えば忙しいという口ぐせが改善されたり、何か新しいことを始めることが出来るかもしれません。
塵も積もれば山となると言いますが、積もった時間も、後々の生活に大きく影響してきます。まずは身近な移動時間の有効活用から始めてはどうでしょうか?