宮城県山元町に行ってきました
5日、6日と出身地・宮城県山元町や仙台市を巡り、色々な方の話を伺ってきました。その中で、考えたことを移動中の電車内で文章にしています。
山元町を巡って考えたこと
よく、新しいことを始める際に出来ない理由が出てきます。そのような理由があるから誰もやってこなかったのかもしれませんが、本当にそうなのかな?とも思います。
試して失敗したことであれば、失敗した原因を解明することで、分かってくることがあると思います。一方で、机上の結論を優先して断念したために、世の中には出ていない事例が多くあります。
試すこと
いきなり、人生を賭けるようなことを勧めるのは無謀なことですが、損をしない程度の試験ならできるのではないでしょうか?例えば、自分の作った農作物を百貨店に売りたいと想定します。いきなり百貨店に持ち込んでも取り扱われる可能性は極めて低いと思います。
まずは直売所でどういう人が購入したかを観察し、購入した人に手に取った理由を聞くことで自身の生産した農産物の位置を理解します。
次に、価格を周囲の平均価格の倍にしても売れるかを試します。それでも売れるようであれば、安いから売れたという推測は排除することができます。
だいぶ遠回りな実験かもしれませんが、大きな損をする訳ではありません。小さなことを実際に試すことが大切だと思います。
書いた理由
わざわざこのような話を書いたのは、実は自分自身に言い聞かせるためです。何かに行き詰まると、計画全体がダメだったと考えてしまいます。ただ、冷静に考えると1つの案件さえ満たせば一気に乗り越えられることもあります。
とにかく、何もしないということが一番良くありません。何もしないということは、
手間はかからないが、何も変わらない。
ということです。
仕事を創る
以前、新しい仕事を創って前に進むということを書いたことがありました。今もその気持ちは変わっていません。
想像できることは具体的に何をしたら良いかが分かるのですが、どうしたらよいか悩んだ時、本やインターネットの情報だけでは良いアイデアが浮かんできません。
そういう時は、とにかく人と会うこと、そして会話をすることにしています。また、悩んでいることや考えていることを広く発信することにしています。
どこかで繋がる
そうすると、思わぬ所から情報の入る時があります。世の中、自分の基準で価値が無いと判断したものであっても、お金を支払ってでも欲しい人がいたりします。
ただ、発信しなければ繋がりません。だから、伝えることを継続するようにしています。
言うだけなら何か損をする訳では無いので、困った時は伝えるという考えは非常に有効です。また、そこがネット社会の便利なところだと思います。
2日間で考えたこと
正直なところ、これからどう解決するかという問題点がいくつか浮かんできました。ただ原因は明らかなので、対策お出せると思っています。
悩まない案件は既に誰かが解決しているはずなので、悩むということは新しいものが生まれる前触れと捉えています。
とりあえず、悲観も楽観もし過ぎず、ひとつひとつ対策を考えていきたいと思っています。そして、小さなことを積み重ねていくことが第一歩だと考えています。