メールを記録として活用する
このサイトを立ち上げる以前から、いくつかのブログを書いていたことがあります。だいぶ前なので、形が残っているかどうかも不明な状況です。継続することの大切さを訴えておきながら情けない話ですが、文章は書き続けてきます。最近ではフェイスブックを活用しています。
そのような訳で、長年、考えたことや気になったことを文章として残すということは続けています。大体は、書いたままで後から振り返る機会はほとんど無いのですが、たまに必要に迫られて過去のメールなどを読み直すことがあります。そうすると、これを自分が書いたのか?と思うような内容が出てきてびっくりすることがあります。その時々で勉強不足の点があったり、悩んでいたことなど様々なことが残っていました。
特にメールは日付が残っているので日記のように使える非常に便利な存在です。
ここ最近では、ある方の学位論文取得に向けたサポートをしているのですが、やはりメールやフェイスブックのメッセージの履歴が役立っています。どんな会話をしたかとか送った資料も添付ファイルとして残っているので、同じことを繰り返さなくて済みます。
その他にも、現在、出身地の宮城県山元町の物産を販売する出口を作りたいと考えて活動しているのですが、一緒に活動している友人宛のメールは記録を意識して書くようにしています。具体的には、
1.電話で話をした内容の要約を入れる
2.現在考えていることや、疑問に思っていること、確認事項を全て書き入れる
3.写真などの資料を添付する(必要に応じて)
書いてしまえばそれほど難しくない3点を意識しています。多少、内容がくどくなりますが、後から読んで分かるように気を付けています。なぜそこまでして残すのかというと、将来的に本として出版したいと考えているためです。本として残すことで、同じようなことで悩んでいる人の助けになればと考えています。
それと、文章を読めばどうして今の状態に至ったのかが冷静に理解できます。電話も、会話を通して新しいことを思い付くためには非常に良いのですが、数日経てば、その時の熱意が冷めていたり忘れてしまった部分も多く出てきます。そうなると、現在の方向性が正しいのか間違っているのかが分からなくなってきます。
そのような電話の欠点を補うためにも、メールを記録として残すようにしています。たまに、電話で盛り上がったことを要約しようと思うと、案外書けない場合があります。このことは、会話では何となく通じていても、実は具体的な方針が出ていなかったことを示しています。こういう部分に気が付けるのも、文章を残す効果だと思います。
長期的な事業を進める場合、最初の頃に抱いていた想いや、基本的な考え方が抜け落ちてしまう場合があります。そうなると、何のためにやっているのかが分からなくなります。そのようなことにならないようにも、まずは箇条書きでも良いのでメールにして残す習慣を付けると良いと思います。