6月29日から7月1日まで宮城県山元町に行ってきました。今、栽培中のさつまいもの様子を見ると同時に、いつもお世話になっている菅野さんご夫妻に会うためです。菅野さんご夫妻は、震災後、がれきを取り除く作業から始めて写真のように畑を立派に復活させました。

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現在は、お願いしているさつまいもの他にじゃがいも、なす、にんじん、キュウリ、トマト、ピーマン、青なんばん、とうもろこし、ダイズ、米、にんにくなどたくさんの野菜を栽培しています。栽培にあたっては、肥料にもこだわっていて長年の経験を基に色々と試しているそうです。

いつも行くたびにたくさんの野菜をもらうのですが、どれもえぐみや苦味が少なく甘みのある野菜ばかりです。手間の掛けた調理は不要で、そのまま焼いたり煮るだけで十分美味しくなります。この野菜を食べてしまうと、市販の野菜が食べられなくて非常に困るのですが、野菜はこんなに美味しかったのかと改めて思いました。

菅野さんご夫妻は自分達で栽培した野菜を食べているために、これが普通だと言って笑っていました。スーパーなどで買う機会が無いため、味の比較しようが無いとのことでした。ただ、たまにもらったりすると美味しくない野菜に出会うので、もらっても困るという話もしていました。すごく贅沢なことだと思いました。

現在、菅野さんご夫妻の畑の横では震災で被災した常磐線の新しい線路工事が行われています。この工事に伴い、畑の一部も線路になりました。そんな景色を見ながら、農産物の栽培のことなどを聞くのは楽しい時間でした。また、沿岸部には防波堤も作られていますが防潮林が無くなってしまったために、海から潮風が吹いてきます。そんな潮風にあたりながら、震災からの年月を振り返ったりしました。

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震災の後、農地を何とかしたい、モノを作ることによって復興に関わりたいという想いで模索してきました。それが、現在のさつまいも栽培の始まりです。この畑を作るにあたっては、栽培をお願いしている菅野さんご夫妻、苗を提供して頂いた鹿児島県指宿市の松澤さんなど人との関わりでここまで来ました。モノを作ることに加えて、人と人との繋がりも大切にしていきたいと考えています。

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そして、多くの方に山元町のことを知ってもらいながら、農産物の成長を見てもらったり、収穫したさつまいもを美味しく食べてもらいたいという思いから「山元町のさつまいも株券」を作りました。

さつまいも株券(3株券)

今はインターネットで何でも買えてしまう時代なのですが、単にさつまいもを購入してもらうだけでなく、生産している土地のこと、人のことなどを伝えていきたいと考えています。そして、楽しいと思って頂けたら最高だと思っています。


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