このタイトルで分かる人は、30代の人でしょうか。今は、コーエーテクモホールディングスという長い名称になっているようです。光栄といえば、歴史シュミレーションゲームの代名詞で、大体は歴史好きとか社会科の得意な人の好きなゲームでした。そんな訳で、マリオなどと比べれば、かなりのマニア向けかと思います。ちなみに、これから書く内容は、ゲームを経験していない方には全く分からない話になりますが、分かる方には凄く懐かしい話だと思います。

チェス

光栄のゲームに触れたのは、初代ゲームボーイ版の信長の野望でした。画面は当然、白黒でゲームボーイの動力は単三電池4本という重い本体でした。ゲームの方は、下手な戦国武将を選択すると病気で死んでしまったり、敵国からすぐに攻め込まれて滅亡したり、部下が謀反を起こしたりととんでもない内容でした。それでも、考えて遊ぶゲームの仕組みは面白かった訳です。

さらに、スーパーファミコンで「信長の野望・武将風雲録」というゲームも印象に残っています。このゲームでは茶会を開催できるということで、アイテムに色々な茶器が登場しました。当時は中学生でしたが、何も分からず1等から10等までに区分された茶器を収集していました。それで、茶会というものを開催すると武将の教養や領国の文化を示す数値が上がるという仕組みでした。

肝心の茶会は‥百人一首を読み上げるというとんでもない内容でした。無知とは怖いもので、当時はそういうものだと思っていました。しかも、季節によって変化していて、夏には「春過ぎて夏きにけらし白妙の衣干すてふ天の香具山」とか冬には「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ」と詠んでいたと思います。そんな訳で百人一首を覚えるきっかけになりました。皮肉な話ですが、茶会に関する教養の無い人が、ゲームの教養に関わる部分を制作していたようです。

‥と、長い前置きになりましたが、登場する戦国武将には能力が全て数値で表記されていました。今の時代だと人を数値で評価するのかと怒る人もいるかもしれませんが、この数値次第で成果が出るという潔さが好きでした。ただ、肝心の数値は新しいゲームが出る度に変わることも多く、歴史上の人物であっても評価の難しいことが良く分かりました。制作過程で、そこまで深い感じで数値を決めてはいないかもしれないので、あくまでも想像ですが。

メモ帳

そんな経験をしているので、友人との飲み話などで、例えばあの人は政治50、魅力65だなという話が出てきたりします。実際の人間は固定した数字で評価できるほど単純では無いのですが、自分の見方と友人の見方の違いを考える際に、数値化も一つの手段として使えると思います。もちろん、悪意のある使い方はダメですが。

現代の人を数値化するともめそうなので、歴史上の人物を数値化してみるのも良いかもしれません。歴史上の人物であっても、本気で数値化しようと思えば若い時と晩年では能力が異なってきます。例えば、秀吉の晩年はかなりひどいことになっています。散々遠回りをしましたが、現在の自分を冷静に捉える意味で、自分で数値化をしてみる、または周囲に数値化してもらうのはどうでしょうか?‥ということが書きたかった訳です。


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