先日、うれしいお手紙を頂きました。このサイトでも販売をしている鹿児島県指宿市(いぶすきし)の徳光(とっこう)すいかを送った方からのものです。

2015/ 6/25 17:39

美味しいものは美味しいとあいうことが伝わって嬉しかったです。何より、お手紙は励みになります。これも、地元を詳しく知っている農家さんが、より良いすいかを選んで頂いたおかげです。これだけインターネットが便利になった世の中であっても、こういうことは人の力にはかなわない気がします。ただ、右から左に持ってきて売るだけで味気ないし、もちろん、そういう売り方もあって良いのだけど、やはり、作り手とか地域のことをもっと知って欲しいと思います。それが農産物を食べる醍醐味ではないでしょうか。

それから、山元町のさつまいも株券もプレゼント用に作成して送らせて頂きました。こちらもすいか同様に喜んで頂けたら嬉しいのですがどんな反応をされるかドキドキです。今は農家さんが世話をしてくれる貸し農園とか、ゲームで遊びながら育てた農作物が実際に届くとか色々なサービスがあります。どういう形が1番ということはなくて、それぞれが好きなものを選べば良いと思っています。

さつまいも株券(3株券)

自分だったらどうするかということを考えた結果を、今販売中の商品に反映させたつもりです。長年、農学部にいた1人として、農家さん巡りをしていると本当においしい野菜や果物が食卓まで届いていないという思いがありました。例えば、同じきゅうりであっても、全然別モノというくらいに味が違っていたりします。それは、農家さんの作り方というよりも、やはり流通時間であったり、保管の方法、お店での扱いのどこかに問題があったりします。

今は、各段に輸送手段が向上していますが、流通のどこかの過程で手を抜くと、出荷時にいくら美味しい農産物でもダメになってしまいます。それを食べた消費者の人が不味いという印象を抱いてしまうのは残念なことだと思います。市場は安定供給という役割があり、卸しや農協などそれぞれ必要性の高い仕組みではあるのですが、箱に入っている農作物を見慣れてしまうと、生産者のことや生産された地域のことを忘れてしまう部分があるような気がしています。

たまに、スーパーなどの店頭で農作物の扱いを見ていると残念になる時があります。そんな訳で、商売の経験も無いのにサイトを立ち上げて、農産物や加工品を売ってみようと思い立った訳です。博士(農学)の名にかけて‥と書くと少々大げさですが。今は、ありがたいことに流通が非常に発達した時代なので、各地の農家さんから直送してもらうことができます。都内には高級な果物を取り扱う老舗があり、その老舗の名前が一つのブランドになっているようですが、自分は生産者の方や地域にもっと焦点を当てたいと思っています。

少なくても、量を買うから価格を下げて欲しいとか、安定供給を契約の前提にするということはしたくないと思考えています。生産の手間に見合った対価を支払うことが最低限の礼儀であるし、当然のことだと思っています。それから、一般の販売業や流通業から見れば非常識な考えかもしれませんが、品切れがあっても良いと思っています。大きな農業生産法人ならばともかく、個人農家ではどうしても生産量には限界があります。そういう面は、しっかりと情報として伝えていきたいと思っています。

‥お手紙の話からだいぶそれましたが、大手に出来ることは大手がやれば良い(中小にはとてもマネができないというのが正直なところです)ので、自分がこれからやりたいこと、やらないことを書いてみました。山椒は小粒でもぴりりと辛いという存在になりたいと思っています。


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