論文いろいろ

論文と言っても色々なものがあります。大学生が書く卒業論文、修士課程の学生が書く修士論文、そして博士課程の学生が書くのが学位論文というものです。その他に、投稿論文というものがあり、こちらは色々な学会が発行している学会誌に掲載された論文のことです。

さて、学位論文の話です。こちらは、最終的に製本して大学院に提出することになります。製本は自費なので1冊5000円くらいの出費になります。さらに、国会図書館にまで収蔵されてインターネットで論文の表題や学位取得の時期や大学名などが検索できるようになっています。

学位論文

学位(博士号)の取得には学位論文の提出が必須になっています。同時に、先ほど書いた投稿論文も出さなければいけません。これは所属する大学によって異なっていて1報でも良いところがあったり、3報必要であったりします。でも、当然のことながら修了条件さえ満たしていれば、同じ博士号となります。

それから、最近は農学博士や理学博士という記述ではなく博士(農学)や博士(理学)と表記するようになっています。ただ、昔に学位を取得した方は農学博士や理学博士などと表記される場合もあります。wikipediaを読んでみると、1991年に法律が変わったようです。

だいぶ前置きが長くなりましたが、現在、ある方の学位論文作成のサポートをやっています。どんな内容かと言うと、まだ研究のスタート前なので研究計画書の作成をお手伝いしています。

こういう作業は、1度経験すれば多少分野が異なっていてもどうにかなるので、これまでの経験を話したり、コツのようなものを伝えたりしています。何よりも、研究とはこういう感じというイメージを抱ければ、後はそれ程難しいことはありません。

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研究に限らず、未知の分野に関わる場合、何が常識で、何を基準にすれば良いか、どんな本を読めば良いかなどが全く分からないことが良くあります。インターネットには様々な情報が掲載されていますが、何という言葉で検索をかけたら良いのかも分からなければ、必要な情報を得ることができません。こういう時は、経験者に聞くのが1番の近道です。

次に何をすれば良いか、今、何が分かっていて、何が分からないかということが明確になれば、自分の位置が見えてきます。同時に、どう進んだら良いかも分かってきます。

それから先は、ひたすら本や資料を読んだり実験を繰り返すことになります。そして、文字にまとめ上げることも非常に大事になってきます。案外、文章を書くという段階で手が止まってしまったりもします。

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論文作りの基礎

文章能力を強化する手段は、読書が1番良いと思います。後は、とにかく文章を書き、印刷して(パソコンの画面で読むと見落としが多数出るので紙に印刷することをお勧めします)、直すという作業を繰り返すことも大切です。

同時に、自分での修正には限界があるので指導教官とのやり取りを通して勉強を続けることになります。最初はかなり大変ですが、地道に続けていくうちに慣れてきます。後は継続あるのみです!

現在、個別に論文作成のアドバイスも受け付けています。気軽にお問合せ下さい。

(2016年9月9日:体裁を修正、文章を追加)


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