出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培も4年目、4回目の栽培となりました。

今年の畑

今年は、これまでと異なる畑での栽培となりました。と、言うのも1年目に500本の栽培で始まったさつまいも栽培も今年は3500本となったためで、より広い畑に移動した形です。

場所は常磐線の山下駅と坂元駅の中間くらいにあり、特に目印も無い畑です。震災の時には津波が浸水した畑でもあります。もちろん、今は普通の農地として使用することが出来ます。

山元町のさつまいも畑(2017年6月11日撮影)

今年は5月の20日頃から植え付けを開始し、ちょうどよい雨が降ったおかげで、いい感じに活着していました。昨年の同時期は雨がほとんど降らず、植え付けたばかりの苗がしおれて大変だったのですが、天気だけは毎年読めません。

植え付け作業

今年は、縁がありサントリーの方々にさつまいも苗の植え付けを手伝って頂きました。

苗の植え付けの様子(2017年5月26日)

今回は、200本程を用意していたのですが、あっという間に作業が終ってしまいました。農作業に不慣れな方が多いかと勝手に想像した上での本数だったのですが、さすが普段から様々な分野で活躍されている方達だけに植え付けのコツもすぐに理解して頂きました。

この苗が1本あたり約1キロのさつまいもになる訳で、200本で200キロが収穫出来ます。これからは天気に一喜一憂させられることになりますが、秋の収穫が楽しみになってきました。

テレビの取材

昨年(2016年)の12月、たまたまNHKの方が来られさつまいも栽培の話をしたところ、改めて取材を受けて、1月に地元・宮城県のニュースで放送されました。そして、今年の6月19日には同じくNHKの「あの日わたしは」という番組でも再編集されたものが全国向けに放送されました。

その際に、山元町で生産したさつまいもから作った干しいもが出た関係で、色々な方からお問合せを受けました。ありがたいことだったのですが、1月の放送直後に一気に売れてしまい、完売となってしまいました。

今年も12月頃から、また干しいもが出る予定です。さつまいもは収穫直後は甘くなく、収穫から2か月程度は寝かせる必要があります。そのような訳で、おいしいさつまいもを提供するためには、半年の時間を要します。

今年も、山元町に訪れるきっかけとなって欲しいので、山元町の物産の直売所である「夢いちごの郷(さと)」、山元町の食材を使用している洋菓子店の「プチット・ジョア」での提供を考えています。それに加えて、山元町のふるさと納税でも提供できればと考えています。

さつまいも栽培を振り返る

冒頭にも書いた通り、まだ栽培を始めて4年目です。1年に1回の栽培なので、4回しか栽培していないことになります。農業は人間の一生を費やしても50回くらいしか試せないので、永遠に学ぶことの多い分野でもあります。

それでも、継続してやっていると色々なことを学べます。そして、さつまいもを通して多くの方に出会うことが出来ました。栽培に使用している苗はさつまいもの本場、鹿児島県指宿市(いぶすきし)の農家さんが育てたものです。立派なさつまいもを収穫するためには、立派な苗を使用するのが鉄則なので、かなり助けられています。

また、同じようにさつまいもを栽培する方も増えてきました。さつまいもだけに、芋づる式に出会いが増えました。これは想定していなかったことですが、嬉しいものです。後は、また今年も多くの方に美味しいと言ってもらえるように育て、提供することだと思っています。

少し、夢混じりですが、これから10年も経たないうちには山元町で育てたさつまいもが海外でも食べられているような気がします。そんな夢を抱きながら今年のさつまいもの成長を見守りたいと思います。さつまいもの成長については、随時、こちらのブログから発信していく予定です。