最近は、出身地・宮城県山元町の農家さんと栽培しているさつまいものことばかり書いています。色々な想いが込められているので、1人でも多くの方に伝えたいという考えによるものです。

2016年のさつまいも栽培

昨年(2016年)、勢いというか気分の赴くままに栽培規模を拡大し、推定で2トンくらいを収穫することができました。正直、どう売ろうかと考えていたのですが、2016年の11月頃から試験的に販売した干しいもが好評だったことで売れ始めました。

さらに、ちょうど良いタイミングでNHKの取材があり、2017年1月20日の放送以降は凄い勢いで売れています。このままだと、2月中に完売してしまいそうです。

これまでにもさつまいも栽培について書いてきた(詳細はこちらのリンク先にまとめてあります)ので繰り返しとなる部分は省きますが、栽培の始まりは2014年でした。津波の浸水した畑での栽培がきっかけで、最初はさつまいもがちゃんと育つかどうかも分からない状態でした。その後、2015年、2016年と天候不順があったもののさつまいもはちゃんと収穫することが出来ました。

残りのさつまいもの行き先

さて、そんな山元町で育てたさつまいもですが在庫が少なくなってきたため、山元町の事業者の方に使ってもらうことを優先させて頂きました。最近の流行りで言うと『山元ファースト』ということになるでしょうか。

ただ、トランプ氏のように他の産地のさつまいもが宮城に来ないように壁をつくるようなことはしません。もちろん、実際にはそんなことは出来ないし、する必要もありません。

話がそれましたが、まず、山元町の洋菓子店『プチット・ジョア』さんの完熟べにはるかのミルフィーユ用にさつまいもを確保してありますので、是非、お店を尋ねてみて下さい!先日、ご紹介した方も無事に購入出来ているとよいのですが‥。ありがたいことに、放送から2週間以上が経過した現在でも完売が続いています。

ちなみに、夢いちごの郷という山元町の直売所で干しいもを販売していたのですが、こちらはNHKの放送後から100袋近い予約が入っており、納品されても店頭に並ぶことの無い状態です‥。何と他の生産者の方も干しいもを出していました。ただ、品種も味も別物なので、混同されないかが心配なところです。

それから、毎週火曜日に山下地区の七十七銀行近くで明石焼きを販売されている鳥本さんが冬限定で焼いもを販売することになりました。ありがたいことに、完熟べにはるかをご指名頂いたので、こちらにも提供させて頂きました。ただ、数量限定なのでいつまであるかは分かりません。品切れの際はすいません。

週明けの2月7日(火曜)から販売予定とのことなので、ぜひ食べてみて下さい!干しいもとはまた違った甘味があります。

さつまいもに対する想い

少し余談となりますが、さつまいもは九州も茨城も産地として有名であるし、宮城県内でも山元町内でも色々なさつまいもが販売されています。言ってしまえば、ありふれた食材です。

でも、同じ品種でも栽培する畑や肥料、保存方法によって大きく変わります。そこが農業の面白いところであり、今栽培している山元町の畑では、とても美味しいさつまいもが収穫出来ます。

そうは言っても、過剰なプレミア感や演出で売ろうとは考えていません。ただ、味で選んで頂けるように、そして、多くの方に食べてもらえるようにということで今年は山元町の事業者の方に託した次第です。元々、さつまいもを介して人と人が繋がり、山元町を訪れるきっかけの一つになればという想いがあり、今、それが現実となっています。

完熟べにはるかのミルフィーユを購入するために遠方から山元町を訪れた方の話を聞いたり、地元の年配の方が購入される姿を見た時はとても嬉しかったです。もちろん、単なるブームには終わらせたくないと考えています。

2014年からさつまいも栽培にお付き合い頂いている菅野さんにもよい励みとなっているようで、今年も一緒にさつまいもを育てようと思います。また、3月には鹿児島でお世話になっている農家さんに会いに行く予定です。

山元町でのさつまいもの植え付けは5月中旬の予定ですが、苗の植え付けもイベントのように希望者と一緒に出来ればと考えているところです。あと、収穫はかなりいい運動になります(最初の数本は楽しく、1列を終える頃にはヘロヘロになります)‥。


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