今日、10月2日は朝からさつまいも掘りでした。場所は、出身地である宮城県山元町の畑でした。

さつまいも掘り体験

知り合いの方とそのお子さん3人、そして縁があって、パーリー建築の山際さんにも来てもらいました。秋晴れの下、サトイモの収穫からスタートしました。

さといもの収穫その後、さつまいも掘りが始まりました。さつまいもの収穫自体を楽しんでもらえたことは、こちらとしても大きな学びでした。元々、さつまいもそのものに関心があったので収穫は単なる作業と捉えていました。来年はさつまいもの収穫体験も実施しようかと思っているところです。

子どもさんとさつまいもの収穫肝心の収穫ですが、大きいものから小さなものまで様々でしたが、中々よい感じに育っていました。収穫体験の終了後も作業をしたのでかなり良い運動になりました。さつまいも掘りはダイエットしたい方、ストレスを解消したい方にもオススメです。

土に触れるという体験は都会ではまず出来ないことだと思います。また、地方でも野菜はスーパーで買うということが一般的になってきているので、さつまいもがどのように収穫されるのかを知らないまま大人になる人もたくさん居ます。

もちろん、そのような情報を知らなくても支障は無いのかもしれませんが、様々な体験は心を豊かにすると思います。自分は小さな頃に、幸いなことに川遊びやひょうたん作り、山菜採りなどの様々な経験をしました。その1つ1つが今の自分を形成する上でかなり役立っているように思えます。

さつまいも(2016年10月2日)土の中からさつまいもを掘り出していると、宝探しのようでもあるし、心の奥底に眠っている狩猟本能を呼び覚まされるようでした。古くは、江戸の飢饉を救い、戦時下の多くの命を守ったたさつまいもに触れたせいかもしれません。

さつまいも掘りで考えたこと

これから、さつまいもにはゆっくりと眠ってもらいます。収穫直後のさつまいもは、あまり甘みがありませんが、12月頃には物凄く甘いさつまいもに生まれ変わります。

『悔い改めよ』と言われてそう変われないのは人間の性ですが、さつまいもは全く別物になってしまいます。‥などと、さつまいもを掘っていると手が疲れてくるので、無心にもなれず余計なことばかり考えていました。開高健ならばどう伝えるかとか、司馬遼太郎ならどんな余談を挟むかなど、取りとめの無い内容でした。

『暗黒の土から我らの祖先を救った偉大な物体、その物体を掘り出していると原始の中に自らが融け出していくような錯覚に囚われる。』的なことをひたすら頭の中で反芻していました。

それでも、どうにか1列を自力で掘り起こして、ヘロヘロとなりました。そして、これからの見通しと体の負担に呆然となったのですが、平成の世の中には便利なものがありました。トラクターに取り付けて使用するさつまいも掘り機を使ったら、快適に収穫できました。

先ほどまでのさつまいも堀にかける覚悟は一体なんだったのか‥。この後、さつまいもと真摯に向き合う覚悟でしたが、一気に気持ちが楽になりました。

世の中は他力で、どうにかなるようです。‥と、まるで苦行のように書いていますが、さつまいも掘りはとても楽しいです!

さつまいも栽培への想い

あの震災で、津波の浸水した畑からこれだけたくさんのさつまいもが収穫できた訳で、これこそ『無から有を生む』ということだと思います。何事も、出来ることから実行してみるものだと思いました。

山元町でのさつまいも栽培は今年で3年目です。1年ごとに課題が見つかり、さつまいもを介して少しずつ縁も広がってきました。

今年のさつまいもをどう食べてもらうか、何か地域に還元できることはないかと、そんなことを考えています。それにしても、今日はさつまいもが夢に出てきそうです。


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