これまでにも出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培を書いてきましたが、ご縁があって工房地球村という福祉施設の畑を作るお手伝いをさせて頂きました。

畑の様子

昨日(6月9日)、畑の様子を確認に行ってきました。栽培開始が、5月の20日だったので3週間が経過したことになります。栽培しているのは、ミニトマト、ピーマン、ダイズ(種子から)、そしてさつまいもです。

地球村の畑(6月10日)まだ、緑色の少ない状態ですが順調に生育していました。久しぶりの雨が降ったので、一安心でした。ここ数年は5月や6月の気温が高い上に雨が少なく植えつけた苗が枯れるなど大変な年が続いたのですが、今年はたまに降る雨のおかげでだいぶ助かっています。

栽培前の様子

少しさかのぼるのですが‥2016年の4月23日はまだ下の写真のような状態でした。畑としては、排水が悪く石も混ざっていたりであまり良くない環境でした。

地球村の畑そこで、畑の周囲に排水溝を掘り、土を耕して肥料をまきました。それだけで急に改善されないところが農業の大変なところではあるのですが、これから栽培を続けていけば作物の多く実る畑になっていくと思います。

農地を整備するまでには時間がかかり、農地をダメにしてしまうのはあっという間というのが現実です。どんなに良い畑でも数年放置してしまえば草だらけになり、作物栽培が難しくなってしまいます。

作物の様子

個々の作物の生育の様子です。まずは、さつまいもです。苗を植えた直後はしおれてしまい、一部は茶色に枯れていたのですが、無事に復活しました。栽培をしてみて改めて気がついたのですが、さつまいもは非常に丈夫だと思いました。

こちらの苗はさつまいもの本場、鹿児島県の指宿市から直接取り寄せたもので、山元町の農家さんと一緒に2014年から栽培試験を始めました。今年で3年目となります。品種はべにはるかで、とても甘いさつまいもを収穫することができました。

地球村のさつまいも次は、ミニトマトです。既に黄色い花が咲いていました。葉の色もちょうどよい緑色をしていたので、順調に育っていることが分かりました。ミニトマトは、中玉や大玉のトマトと比べて露地栽培がしやすいので良い天気が続けば間もなく収穫となりそうです。

地球村のミニトマト

最後はダイズです。種子をまいたのですが、ちゃんと出芽しました。ダイズは、2013年に津波の浸水した畑で試験栽培を行ったことがありました。成長は非常に良かったのですが夏から秋にかけての長雨に悩まされ、収穫はほとんどできませんでした。今となっては良い経験です。

地球村のダイズ畑作りのきっかけ

宮城県山元町で2ヶ月に1度、開催されている「山元の未来への種まき会議」で施設の所長さんと、たまたまさつまいもの話をしたのがきっかけでした。

種まき会議は2013年の7月に山元町で活動している復興関係団体の情報交換の場として誕生した集まりで、2016年の7月に20回目を迎えます。当初は参加者として出席していたのですが、2015年の秋から事務局運営に関わるようになりました。これも何かの縁だと思っています。

最近、農福連携(農業+福祉)という言葉を聞きました。異分野の融合は新しい物事を生むきっかけになると思います。耕作放棄地の解消や、障がい者の方の雇用促進に繋がれば良いなと思っているところです。まずは、第一歩が始まったばかりです。


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