最近は、農業も単に生産するだけでは難しい時代になっています。よく、農業の6次化ということばを聞くようになりました。今回は、農業の6次化について考えてみたいと思います。なお、大まかな話は以前の記事に書いてあります。

商品が出来るまで

最近では、道の駅に行けば必ずといって良いほど野菜の直売所と地元の特産品を見かけるようになりました。その中から実際に手に取り、購入に至るのは多くても数点となっていまいます。中には、非常に工夫されている商品もあれば、もったいないと思うこともあります。

もったいないとは、中身が良さそうなのに情報が不足していたり、展示が雑だったりするという意味です。以前、塩だけで漬けた白菜が欲しくて購入したのですが、食べてみたら調味液が入っていました。ラベルの表記が微妙だったので悩んだのですが、結果的に求めていないものを買ってしまいました。

そんな商品ですが、いざ自分が商品作りに関わるとあれこれと考えることになります。恐らく、大半の商品についてもそれなりに考え抜いた結果が出ているのだと思います。

売り先の確保

これは、農業に限った話ではありませんが、売り先の確保が一番のカギになると思います。安定した売り先があれば、安心して生産・加工品が作れます。

もちろん、安定といっても特定の業者に依存し過ぎると一方的に仕入れ価格やを下げられたり、販売手数料を上げられる可能性もあります。また、特定の会社の契約農場もそういう恐れがあります。

ともにはまみちこれらは極端な事例ですが、やはり売り先がある安心感は非常に大きいものがあります。先日、色々な縁が繋がり、出身地である宮城県山元町でお世話になっている菅野京子さんの万能だれや南蛮みそを亘理町の生協近くにある『ともにはま道』さんで取り扱って頂くことになりました。

商品の歴史

元々、万能だれは山元町で10年以上販売されていた商品でした。その後、東日本大震災があり、タレの素材を生産していた野菜畑に津波が浸水し、畑のがれき拾いから始めることになりました。

京工房宣伝(亘理用)はがき2その後、万能だれの瓶のラベルを変更する際にお手伝いすることになりました。ラベルのデザインは東北生活文化大学の学生のみなさんに作って頂きました。大学との繋がりは中学の時の同級生がつくってくれました。

京工房宣伝(亘理用)はがきまた、『ともにはま道』さんとのご縁も人との繋がりからで、振り返ってみると色々な方が関わっています。消費者としてお店に行くと、つい棚に並んでいる商品そのもののことばかり気になるのですが、それぞれの商品も恐らく色々な方が関わっているのだと思います。

商品と縁

先ほどまで宣伝用のチラシを作っていたのですが、ここ数年の出来事を振り返りながら製作していました。今は専門的なソフトが無くてもある程度のものは作ることができます。もちろん、色やデザインは様々な手段があると思うのですが、商品のことを伝える言葉は商品と深く関わるによって、初めて生れてくるような気がします。

京工房宣伝(亘理用)A4今回、世の中の物事には多くの縁が重なっていることに、つい忘れがちになるので、たまに振り返ることも大事なことだと改めて思った次第です。


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