2015年5月から始まった出身地・宮城県山元町でのさつまいも栽培が無事に終了しました。ただ、今年は植え付け時の少雨に加え8月後半の冷夏と雨の影響が非常に大きく、さつまいもにとってはつらい季節となりました。

現在の状況を含めて、今年のさつまいも栽培を振り返ってみたいと思います。

はじめに

このさつまいも栽培は2014年に続いて2年目となります。詳しい動機は以前の記事に書いてありますが、震災による津波に冠水した農地で何か出来ないかというのが全ての始まりでした。

2013年にダイズ栽培を始めて失敗し、2014年からはさつまいも栽培に切り替えました。栽培に当たっては、山元町の菅野さんご夫妻に協力をして頂き、2014年にはべにはるかと安納いもの栽培を行いました。

その結果、山元町の畑ではべにはるかが良く育つことが分かりました。安納いもは成長が悪かったことから、2015年はべにはるかに絞っての栽培となりました。

5月から8月まで

冒頭にも書いたように、今年の5月は雨が少なくて苗の一部が枯れてしまいました。このため急きょ苗を追加するということになり、天候に左右される農業の難しさに直面しました。

その後は順調に育っていたのですが、今度は8月後半からの冷夏と長雨に悩まされました。幸いにもこの時点でさつまいもはだいぶ大きくなっていたので、成長が遅くなったもののどうにか乗り越えることができました。

ただ、長雨の影響は残っており、一部のさつまいもが腐ってしまいました。

9月から11月まで

寒いままに9月となり、今度は平均よりも暖かい日が続きました。2014年は収穫時の長雨に悩まされたのですが、2015年は無事に収穫をすることができました。

栽培終了後のさつまいも畑収穫後の畑は何となく寂しくもありますが、どうにかさつまいもを収穫することのできた喜びもあります。この畑も、初夏は以下のような状態でした。

さつまいも畑(8月9日)時間の移ろいを感じる光景です。

収穫したさつまいも

ともかく、ようやくさつまいもを収穫することができました。現在は、カゴに積まれて熟成中です。実は、掘りたてのさつまいもはパサパサしていてあまり美味しくありません

かごの中のさつまいも

特に、今回栽培したべにはるかはねっとりとした食感と強烈な甘みが特徴なのですが、収穫直後はこのような特徴が全く無くて、熟成して初めて甘いさつまいもになります。

熟成方法にもよりますが、最低でも収穫後2カ月程度は寝かせておく必要があります。この保存は少々厄介で、10度を切るとさつまいもが傷み出し、しかも傷んだところが進行していきます。2014年に収穫したさつまいもはせっかく甘くなった頃に傷みが出て一部は廃棄となってしまいました。

試し焼き

先日、試験的にさつまいもを焼いてみました。

試験焼き(2015)だいぶ、べにはるかの特徴であるねっとり感が出ていました。これは焼いた直後の写真ですが、焼いてから1日から2日程度置いた方がより甘みが出てくるような気がします。あくまでも感覚ですが、蜜がさらに出てくる感じです。

それと、焼きいもは焼きたてをすぐに食べるイメージが強いと思いますが、べにはるかについては先ほど書いたように最低でも1日寝かせることと、冷たいまま食べる方がより甘みを感じることができます。

後は好みで寝かせたものを温め直してもよいかもしれません。せっかく収穫できたさつまいもなので、1番良い状態で食べてもらえたらと思っています。

まとめ

2015年の山元町でのさつまいも栽培は中々大変な状況でしたが、さつまいもの味は2014年と同様に良い出来となりました。後は、美味しい状態で少しでも多くの方に食べて頂けたらと思っているところです。


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