今はインターネットで得た情報で十分満足してしまうことも多いのですが、やはりネットだけでは難しい部分もあります。

そのような訳で、幕張メッセで開催されていた次世代農業Expoの最終日に参加してきました。

全体の印象

今回は、フラワーExpo、ガーデンExpo、道工具・作業用品Expoなど農業関連のイベントが同時に開催されていました。

次世代農業EXPO

このため、規模が非常に大きく、端まで移動するとかなりの時間がかかりました。それだけに、かなり早足で回ったのですが、印象に残る出展者間の差が非常に大きい印象を抱きました。

ブースの規模

誰でも聞いたことのある企業では、かなりのスペースを確保し、人員もかなり多く配置していました。企業名の入った立派な看板とともに、スタッフはユニホームを着用していたり、照明もかなり凝っていました。

確かに、規模が大きければ目にふれやすくなるため人も引き付けるのですが、内容についてはよく分からない企業もありました。

何を売るか

それぞれの企業は何かを販売するために出展している訳ですが、サービスを売る会社は大変だと感じました。一言で、これだ!と伝える手段が難しいからです。どうしても、パネル一枚分の説明が必要になります。

これに対して、モノを売る会社は非常に分かりやすい展示ができます。もちろん、来場者と商品の需要と供給が一致するのが前提です。

握手

多くの企業が参加する中で、明確に販売物を伝えることは非常に大切になってきます。顧客に伝えて理解してもらってからが始まりになる訳で、伝えることは必須条件となります。

ところが、何を伝えたいのかよく分からないブースが多々ありました。多額の出展費用を考えると非常にもったいないと思いました。

伝え方

やはり、その他大勢と同じような方法では、難しいような気がしました。一部は事前の告知や会場のちらしを見て来るかもしれませんが、大半は何か無いかと探している人です。

そういう人々にどう伝えるかということですが、まずは一言・キヤッチフレーズが必要だと思います。無理矢理でも、何が自分達の売りかを伝えるということです。

ぱっと見た瞬間で食い付かせる必要があります。いかに足を止めてもらうか。人は多くの人が群がっている方に吸い寄せられる傾向にあります。

かなり積極的にチラシを配っている方がいましたが、あまり効率の良いようには見えませんでした。逆に敬遠されているような印象を受けました。あまり過度な売り込みは、いくら商談会とは言え逆効果なようです。

印象に残ったブース

今回、展示を一通り回ってみて太陽光発電、植物工場、ITを活用した生産管理は飽和しているように感じました。それでも、多くの企業が出展していました。

どれも、ここ数年の流行りの分野なのは間違いないのですが、何年か前に見聞した情報とほとんど変わっていませんでした。

普及がしないことや、技術が進歩しないことには理由があるはずです。よい技術であれば普及しているはずなので、技術が未成熟か単価が合わないということだと思います。

発見

今回の展示会は、コケをもらったことと、水槽を活用して植物を育てるアイデアの2つが収穫でした。それ以外は、正直なところ興味を持ちにくい分野か、既に聞いたことのある技術でした。

瓦こけ

展示会で何を感じたかはそれぞれだと思いますが、今回は展示の内容よりも、伝え方に目がいってしまいました。せっかくのよい商品も伝え方が悪ければ、知ってもらうことができません。

出展企業の多くは名刺を集めるだけで、次に繋がることは難しいのではないかと思いました。名刺を集めて満足してしまう企業には疑問を抱いてしまいます。

名刺交換は一つのきっかけ作りのはずなのに、試食や記念品の配布と引き換えにした名刺集めに夢中となっている姿が印象的でした。また、世の中はどこで誰がどう繋がっているか分からない訳で、業界ジャンルや名刺の肩書きだけで対応を変えてしまうのはもったいないと思います。

他人事ながら、そんなことを強く思いながら帰ってきました。


人気ブログランキングへ