最近、地方のいくつかの地域が話題になっているようです。たまに、町おこしの活動をしている方々の話を聞くことがあるのですが、その時に成功例として聞くことがあります。

各地から様々な成功例が聞こえてくることは、過疎化や人口減少など暗い話題の多い中で非常に明るい話題です。でも、どうすれば同じような成功例が増えるのか‥そんなことを考えています。

成功の基準は何か?

それぞれの地域によって成功の基準は多様だと思うのですが、どうなれば成功と言えるのかと問いかけられるとすぐに答えが浮かんできません。

都会から人がやって来ることなのか、出生率が高まることなのか‥今は都会から地方へということを奨励しているようですが、都会に住みながら地方で働くことがあっても良いと思います。

社会学を学べば、成功の定義で悩まなくても良いのかもしれませんが、学問をそのまま導入して成功するならばとっくに成功しているので、やはり、地域ごとに考えるべき問題なのだと思います。

成功事例を調べる

まずは、町おこし関連でよく話題になる地域のことを調べてみました。

島根県海士町(あまちょう)

徳島県上勝町(かみかつちょう)

鹿児島県鹿屋市串良町の柳谷集落

もちろん、上記の町の他にもたくさんの事例があります。海士町のことは、イベントでよく耳にはしていたのですが、海産物の冷凍システムを導入したり、黒毛和牛のブランド化、島留学などをやっているようです。詳細は、リンク先の記事に詳しく書かれています

また、上勝町については、葉っぱを売るという言葉で一躍話題になりました。自然に生えている植物を収穫し、料理の飾りとして販売するいろどりという会社があります。

木の葉

上勝町の事例は、以前、本で読んだことがあるのですが、横石知二さんという方がアイデアから実行に至るまで先頭に立って市場を切り開いた努力によるものです。

そして、鹿児島県鹿屋市の柳谷集落(通称・やねだん)もまた、豊重哲郎さんという方が様々な提案を出して頑張っている地域のようです。最近、放送されていたNHK・Eテレの東北発未来塾という番組で講師をされていました。

成功の分岐点

こうしていくつかの事例を調べてみるだけでも、結構ワクワクします。もちろん、ここに至るまでの苦労は相当なものだったと思いますが、

アイデアを行動にうつす

このことが、成功のカギだと思います。恐らく、成功例の陰にはたくさんの失敗例があると思うのですが、行動しなければ何も始まりません。紙面で考えているだけでは、失敗はしなくても成功もしません。

最終的には、突破力のある人の存在になると思います。こういう人は、都会とか地域に限らず存在するはずなのですが、まだまだ少数です。

人を育てる

突破力を持つ人になるためには成功者に学べば誰にでもなれるのか、いくら教わってもどうしようもない部分であるのか?希望を込めて、誰にでもなる可能性を秘めているとしておきたいと思います。

秋山駿「信長」の484ページに面白い記述があるので、引用したいと思います。

「利長は信長の成されたることを若年の頃、二、三度も見及びたり」といったという(山路愛山)。非凡な人間は僅かな触れ合いで人を感化する。

とあります。これは、戦国時代の武将・前田利家が息子である利長のことを評して言ったことのようです。非凡な人は僅かな触れ合いで人を感化するという点は、現代でも通用する視点であると思います。

教えることの難しさ

学ぶことは真似ることでもあります。いくつもの成功体験をアイデアの種とすることで、また新たな発想が浮かんできます。もちろん、単に真似るだけでは上手くいきません。

このさじ加減が非常に難しいところで、教わったことをそのまま実行しても成功するとは限りません。様々な場面に臨機応変に対応できてこそ、新しい道が開けると思います。

困った表情の2人

教わることは、あくまでも基礎であってそれから先は各自が学んで経験を積んでいくしかないと思います。自分自身もたまに講演会などに参加しますが、そのままの手法を使おうとは考えていません。所々にある要点だけを押さえるようにしています。

よく講演会ばかり参加している人がいますが、実行に移さなければ学んだ知恵は生きてきません。また、「学びて思わざれば即ちくらし(学んでも自分で考えなければ真理に到達はできない)」とも言えます。

まとめ

やはり、最後は人の力になると思います。現在、出身地・宮城県山元町の農家さんとさつまいもを栽培したり、同じく山元町のいちじく農園と飲食店を繋げることなどをしていますが、まだまだ横の繋がりを強化する必要性を感じています。

あとは、考えに同調してくれる人や共に動いてくれる人をいかに増やすかが大切だと思います。そのためにも、自分の考えを発信しながら行動するようにしています。

時間はかかるかもしれませんが、目に見えることが増えてこれば流れは変えることが出来ると思っています。繰り返しになりますが、地域は人が創るということだと思います。


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