今は、ちょうど連休の真ん中です。ゴールデンウィークと対比してシルバーウィークなどと呼ばれているようです。各地では様々なイベントが開催されていますが、改めてイベントについて考えたいと思います。

バスの中で考えたこと

現在、この文章はバスの車内で書いています。栃木県宇都宮市から益子町へと向かうバスです。益子町ではイベントが開催中で、その様子を見てこようと思っています。

益子町について

話を進めるにあたり、益子のことを少し説明したいと思います。益子は栃木の中でも比較的イベントの多い(知らせるのが上手い?)町です。

益子町の様子

大枠は「wikipedia」と「益子町役場」のページに掲載されている通りですが、特に春と秋の陶器市は有名で、各地から観光バスがたくさん来る大イベントになっています。

東京からの距離

これは、自分の中での判断基準なのですが、評価されているイベントの開催場所が東京からどの程度離れているかに大きな関心を抱いています。

よく、成功している農業生産法人が報道に取り上げられるのですが、案外、東京近郊の千葉や埼玉である場合が多かったりします。そういう時は、情報を特に割り引いて受け取るようにしています。

もちろん、東京に近いから何でも成功する訳では無いのですが、成功するひとつの要因となっている点は指摘しておきたいと思います。

先ほど紹介した益子は、都内から日帰りで訪れることのできる地域です。今は仙台や金沢も日帰りできる時代ですが、観光をする時間を考えれば、宿泊する方が多いと思います。

イベントの効果

さて、少し遠回りになりましたが、イベントについてです。イベントを開催するということは、当然、目的があります。イベントの目的を要約すると、

人とお金を呼び込む

ということだと思います。イベントに参加するのは楽しいものですが、裏方として関わると中々大変なものです。企画から始まり、人員の確保や関係機関との調整、情報発信などの事務仕事が山積みです。

それでも開催するということは、手間に見合うだけの効果が得られるということだと思います。ただ、長く続かない場合もあります。

イベントの欠点

個人的に、イベントは劇薬だと考えています。町おこしにはイベントが付きものですが、かえって疲れてしまう場合があります。

準備に取られる手間と時間がかなりのものになるためです。それでも、毎年開催されていて慣れている場合は良いのですが、ゼロから立ち上げるのは容易ではありません。

屋台画像

また、イベントの効果を目的に対してどこまで達成されたかを確認する必要があります。特に、補助金の絡むイベントでは重要だと思います。

自分が出資していれば損得がはっきり分かるのですが、補助金をもらっていたり、漠然と関わっていると不透明な部分に意識が回りません。そうなると、疲れるだけのイベントが増え続けます。

イベントに頼り過ぎない

主催者にとって、イベントの魅力は非常に大きいかもしれません。普段、訪れない人々を呼び込むことができるからです。一方で、様々な副作用が出てきます。ただ手伝うだけの人、商品を販売して儲ける人など必ず温度差が出てきます。

人を呼び込む側がイベントの影響で不和になっては本末転倒です。どうしても人を呼びたいのであれば、普段の町をどう作るかという方に重点を置くべきだと思います。

その上で、適度にイベントを行うのがちょうど良いのではないでしょうか。劇薬のイベントは適正に使ってこそ効果的だと思います。


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