9月12日、13日と出身地・宮城県山元町に行った時の記録です。初日については前回書きましたが、今回は2日目のことを書きたいと思います。

今回の山元町行きは、これからの町づくりに関わる打ち合わせでした。でも、いつもお世話になっている方にも会いたいということでさらに予定を詰め込みました。

多くの方に出会う

13日は午前の打ち合わせから始まりました。いろいろと話し合いを聞いていて、組織になると話の進め方がどうしても時間を必要とすることに気づかされました。

自分一人でどうにでもなるのであれば、即断即決で物事を動かすことができるのですが、関わる人が増えるほど承認や確認事項が増えてきます。当然、それぞれの予定も合わせにくくなってきます。

後は、現状の把握をいかに簡潔に素早く行うかということも大事だと感じました。そういう際には、文字や図に置き換えることで理解が進むのですが、普段から情報共有しておくことも大切だと思います。

やまうち農園へ

そのような打ち合わせでのことを思いながら、山元町のやまうち農園にお伺いしました。今回が2度目の訪問で、東京から来ているSVP東京のメンバーに山元町の食材を味わってもらおうと、完熟のいちじくをお願いしていました。

前回の訪問が9月6日だったので、2週続けての訪問となりました。その際のことも記事として書き残しています。前回、頂いた完熟いちじくが美味しかったのでまた食べたいという思いもありました。

いちじく(黒系)

食べ物の記憶は強いとしみじみ思います。後は、どういう想いで生産をされているかとか、栽培の工夫などを聞くのも毎回の楽しみにしています。

今回は、完熟いちじくの他に、現在開発中のセミドライいちじくのサンプルも頂きました。完熟のいちじくは日持ちがしないために、乾燥させることで多くの方に食べてもらうことができます。

京工房へ

いろいろとお話を伺っているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまい、今度はさつまいも栽培でお世話になっている菅野京子さんの京工房へ向かいました。現在、宮城病院横の仮設店舗で作業をされています。

山元町の仮設商店街は非常に地味で、正直、京工房を訪れるまでは存在すら知りませんでした。仮設店舗は1年単位の更新のため今年度で閉鎖される可能性もあり、非常に先が見えない状況にあります。

はらこ飯

今回、菅野さんには宮城県の県南地域(沿岸部)の名物料理である「はらこ飯」を作って頂きました。さらに、イカゲソのから揚げと自家製のなす漬けまで用意してもらいました。この漬物のなすは自家製で、旦那さんの好みということでピリ辛のトウガラシがよく効いていました。

今はインターネットで何でも取り寄せることができますが、おいしい漬物の入手は難しい状況です。漬物は保存食ではありますが、浅漬けは刺身に近いので鮮度が重要です。このため、保存の効かない商品は取り扱いしにくいのが現状です。

繋ぐ責任

今回は、菅野さんとゆっくりと話す時間が無くて残念だったのですが、時間があればもっと色々と話を聞きたいところでした。作って頂いた「はらこ飯」は、SVP東京のメンバーを始め種まき会議の参加者の方々に食べてもらうことができました。

その後、予定があったので種まき会議には欠席し、山元町役場(現在、常磐線山下駅があります)から代行バスで亘理(わたり)に行き、電車に乗り換えて仙台に向かいました。

仙台では、先週、やまうち農園からお預かりした完熟いちじくを届けたエクレアとジェラートの専門店・Kisetsuにお伺いしました。お客さんで混雑していたのですが、オーナーの大堀さんと会うことができました。大堀さんは、山元町の隣町・亘理町の出身です。

大堀さんから、定休日の14日(月曜)にやまうち農園のいちじくを使用したジェラートを届けるという話を伺った時は非常に嬉しかったです。後日、この通りになり、これからやまうち農園の完熟いちじくが仙台でも食べてもらえることになりました。

継続すること

何でもそうですが、継続して初めて意味が出てきます。誰かが無理をしていては長く続きません。生産者にとっても飲食店にとっても直接取引はあまり機会の無い経験です。こちらとしても、今後、間に入りながら良い関係を続けるお手伝いをしたいと思っています。

繋げただけで終わりでなく、繋げた後の方が大切だと考えています。また、今回のいちじくの味の感想をやまうち農園にお伝えしたのですが、サンプル品として提供して頂いたことに対してしっかりと報いていきたいと考えています。

2日間の滞在でしたが、多くの方にお世話になりました。改めてお礼を言いたいと思います。そして、今まであちこち回ってきて良かったとしみじみと思っています。結局は、人と人との繋がりが一番大切だと思います。


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