最近、外国人観光客が日本を多数訪れているということで盛り上がっているのですが、京都などの特定の地域に集中しているようです。

観光客が訪れるから観光地になるのか、観光地があるから観光客が来るのかという問答はともかく、既存の観光地以外に、新たな観光地を作れないかと考えています。

観光とは

今さらなのですが、人は何のために観光をするのでしょうか。世界遺産、寺社仏閣、お城などの構造物を観るというのが一番分かりやすい気がします。

これまでに無い経験を追加することが人間の欲求なのかもしれません。wikipediaで「観光」を調べてみると、以下のように書かれていました。

語源は『易経』の、「観国之光,利用賓于王(国の光を観る。用て王に賓たるに利し)」との一節による。大正年間に、「tourism」の訳語として用いられるようになった。ただし、学者や論者によって定義が違うこともある。

観光の新たな切り口

最近は、団体旅行から個人旅行へ、典型的な観光地巡りから地域全体への観光と多様化している印象があります。先日、テレビでクラブツーリズムという会社が取り上げられていました。

グリーンツーリズムの原点は近畿日本ツーリストの渋谷営業所だそうです。観光地を巡る従来の観光以外にも、写真撮影の旅や登山などテーマを掲げたツアーが紹介されています。

一眼レフカメラ体験型の観光は、これからの観光のヒントになると思います。従来の観光では、観光地を創ることから始める必要があり、これまでの歴史や構造物をどうPRするかがカギとなっていました。でも、どう頑張っても従来の観光地に敵わない部分が出てきます。

農業と観光

それならば、ありきたりの風景や食事、人々を違った切り口で魅せることによって観光地に変えるのはどうかと考えました。そこで思い付いたのが農業観光です。

現在、出身地である宮城県山元町で、どうすれば東日本大震災後の人口減少を抑制できるか、雇用を創出できるかということを考えています。津波の浸水した畑で実施しているさつまいも栽培もその一環です。

さつまいも畑都会に無くて田舎にあるものは広大な農地と、農家さんです。水田や畑の農村風景は日本人にとってはありふれた光景かもしれません。

しかし、雑草が1本も生えていない水田というのは実は凄いことです。農業機械も間近で見ると日本らしい細かい技術が組み込まれています。

普段、当り前だと思っている所を深く掘り下げてみると、足元に観光地の原石が隠れていることに気が付きます。

水田観光の中には、農産物の収獲体験や収獲後の食事会などを入れ、参加者の記憶に残る仕組みを作りたいと考えています。そのためにも、実際に手足を動かし、舌で味わってもらうことが重要だと考えています。

後は、観光後の関係を構築したいと考えています。観光というのは地域に触れるきっかけであって、それからの繋がりが大きな意味を持ちます。また訪ねたいと思ってもらえるような関係作りが必要だと考えています。

まだ模索中の部分も多いのですが、まずは、宮城県山元町を舞台に体験型の農業観光と、観光後の関係構築を作り上げたいと思っています。


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