今回の内容は、ビジネス書やコミュニケーションについて書かれた本では基礎中の基礎として取り上げられている事柄かもしれません。しかし、定番の内容にも関わらずあまり実践されていないように思えます。何故なのかと考えてみると、

「伝える」意志が希薄

自分の中では理解していれば、相手も同様に理解していると考えている

習慣化されていない

この辺りが理由になるのかもしれません。1人で完結する仕事の場合は何の問題も無いのですが、複数の人間が関わる場合、それぞれが何を考えているかを共有する必要があります。常に身近にいる相手であっても、伝わらない部分があるので、必要なことは言葉でしっかりと伝える必要があります。

とうもろこし屋台

例えば、上の写真をどう言葉で表現するでしょうか?あくまでも一例ですが、

網の上に7本のとうもろこしが載っています。このとうもろこしの産地は宮城県産で、昨日の18時に栽培している農家さんが収穫したものです。品種はゴールドラッシュで、1本あたりのサイズの平均値は20cmです。

などと伝えることが可能です。最近は白い色をしたとうもろこしも存在するので、果肉部分の色を情報として伝えることも必要かもしれません。

日本語の表現次第なので、いくらでも伝え方があると思います。特定の分野に詳しい人達であれば品種名を伝えただけでも理解しあえるかもしれませんが、専門外の人にとっては聞いても理解の助けにはならないかもしれません。このため、

相手の頭に合わせる

ことが大原則になります。また、自分が理解していること=相手も同じように理解しているとは考えずに、丁寧に伝える必要があります。さらに、それ以前の問題となりますが「伝える」ということを面倒なことと考えずに、習慣化することが大切です。

次に、数値を入れた方がより具体的にイメージを伝えることができます。例えば、何かの買い物を頼む際に、牛乳をいくつか、肉を適当に‥などとは伝えないと思います。必ず、牛乳を1パック、豚肉を200グラムと数値で伝えると思います。その方式で、下の写真を数値化すると‥

指人形

鶏のような人形が5本、指にささっている。1体の重さは‥、高さは‥センチ、1番重いのは親指にささっている人形で‥グラム、1番軽いのは中指にささっている人形で‥グラム。

などと表現することができます。

こうして書くと、わざわざ言われるまでも無いと思えるような内容ですが、仕事のプロジェクトなどになると途端に実践できない人が増えてきます。

伝えるという行為はもしかしたら面倒なことかもしれませんが、伝えないことによって生じる問題に対応する方が遥かに面倒だったりもします。周囲で物事が進まない時は、例え時間がかかっても徹底的に伝える時間を取ってみてはどうでしょうか?

案外、伝わっていると思っていたことが実は全く伝わっていなかったり、伝えた内容と全く違うように解釈されていることに気付くと思います。それぞれが気付くことで、ようやくプロジェクトがスタートしたと言えるのではないでしょうか。


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