自分で、料理ができたらどれだけ良いだろうかと思うことがあります。もちろん、自炊程度の料理は作れるのですが、当然ながら飲食店のような品質の料理は作れません。

野菜

なぜ、そう思ったかというと、各地の農家さん巡りを通して色々な農産物と出会いました。これが、食べてみると実に美味しくて、普段食べているスーパーの野菜や果物に手が伸びなくなるほどでした。一方で、飲食店に行くと確かに料理としてはまとまっているのかもしれませんが、野菜自体の質がちょっと‥という場面に多く出会うことがあり、自分で料理が提供できれば

農家と飲食店を繋ぐ

ことができ、美味しい料理を食べてもらえると考えたからです。とは言え、今から料理人になるのは難しいので、飲食店を探そうと考えました。もちろん、ファミレスのような全国規模のチェーンでは提供できる農産物が足りないのでそれは無理は話です。今、考えているのは

1.個人の飲食店

2.商品の季節性を理解してくれる(品切れもある)

3.安いということを判断基準にしない

という3つです。個人の飲食店であれば、規模の小さな農家さんで対応ができます。そして、今は特定の野菜や果物がほぼ1年中ある時代ですが、季節によって合う時期、合わない時期が出てきます。大手の場合は品切れを嫌うために季節に応じて九州→四国→関西‥→北海道と仕入れ先を変えていくのですが、農家さんは当然、土地から離れることができないため1年間を通して様々な野菜や果物を栽培しています。

これらの季節で変わる野菜は一般に旬と呼ばれていますが、

旬であれば質も良く価格も抑えられる

ことになります。先ほど書いた安いということを判断基準にしないという項目と矛盾するようですが、旬の季節は量が取れるために、価格を下げることも可能になります。例えば、夏の露地野菜を秋や冬に生産しようと思ったらビニールハウスなどの施設、場合によっては暖房の灯油代もかかってきます。これらの経費がかかれば、当然、農作物の価格に乗せることになります。

一方で、旬の時期であれば経費として載せる項目は少なくて済みます。もちろん、だからといって必要以上に安くして欲しいという要望では長いお付き合いは出来ないと思っています。料理にも原価があるように、農産物の生産にも原価があるからです。そういう面を理解して頂いた上で橋渡しをしたいと考えています。

たこにんじん

また、農家さんの方にもこういう商品であれば料理をしている人が欲しがるとか、いろいろな情報を取り入れて欲しいと考えています。せっかくの良い素材であっても、農家さんの判断基準で畑に捨てられている場合がよくあります。

料理人と農家の交流

を形にできたならば、農業はもっと変わるし、外食もさらに楽しくなると思います。現状を見ていると飲食店、農家それぞれにもったいないことが多くて、何とか新しい方向性を示すことができないかと考えています。そして、両者をしっかりと繋ぎたいという思いで活動を続けています。そうして出来あがった料理はお手頃な価格で、きっと美味しいだろうと思います。


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