講演会というと、何か勉強のために行くというイメージがあるのですが、それ程、硬い内容では無いものも多いようです。最近では芸能人、作家や評論家など色々な講演会が開催されています。

元々、あまり講演会の類に参加する機会は少なかったのですが、先日ある講演会に行ってきました。参加費は無料でした。無料だから、仕方無いと言えば仕方無いのですが‥講演の内容は以下のような感じでした。

Wikipediaを中心としたネット情報‥70%

実体験‥20%

話しを聞いての演習‥10%

講演のスライドの一部に小さく「wikipediaより引用」と書いてあり、気にはなっていたのですが、帰宅後に関連する言葉をインターネットで調べたら大半がwikipediaの情報そのままでした

ステージ

よくまとまった内容だと思って聞いていたのですが、既にある程度まとまっているwikipediaを活用していることを考えれば、当然のことでした。おかげで、wikipediaを読み返すだけで講演のほとんどを思い出すことが出来ました。復習しやすいという意味では実に良く出来た講演内容でした。

ただ、ある分野を専門とする人、その分野で商売をしている人がこの程度で良いのだろうかという思いを抱きました。もちろん、大半がその分野の素人だったので噛み砕いて説明することは非常に大切なのですが、もう少し実体験を増やすとか、より具体的な事例を割いた方が良かったのではないかと思います。

ちなみに、この手法で講演用の資料を作成すると非常に簡単に作れます。

1.インターネットで講演に必要な言葉を検索

2.詳しく説明しているサイトを要約する

3.写真やイラストも拾ってコピーする

4.イメージしやすい実体験を少し足す

これで終わりです。これならば、移動中の飛行機や電車でも十分作ることが可能です。初心者向けの講演会では良いかもしれませんが、ある程度知識のある人が聞いたらすぐにバレてしまいます。特に、有料の講演会の場合は参加者が満足する基準が厳しくなるので、このような安易な手段は取らない方が賢明です。

キーボード

それと、研究を志すような学生の方にもこういう手段は取らないで欲しいと思います。こういうやり方に慣れてしまうと、自分の頭を使う機会を失ってしまいます。

いくら色や動画を駆使して見やすいスライドを作成しても、肝心の中身が充実していなければどうにもなりません。参加者が100人もいれば、数人には見破られると思っておいた方が良いと思います。1度、こういう安易なことをやってしまうと、信頼を失ってしまいます。

‥と、講演の中身とは違う勉強をする機会になりました。参考となる点もありました。

地元の人なら誰でも知っている場所や事柄を例に出す

写真を多く載せる

この2点は、講演内容を身近に感じてもらうためには良い方法だと感じました。講演会は演者の話をそのまま受け取るのではなくて、自分だったらどうするかという観点で聞くことが大事だと思います。そうすることによって、演者がこれからも学びを提供してくれる人なのか、あまり中身の無い人なのかが分かってきます。


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